- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25183
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本文学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- S B
- 担任者名
Instructor - 浦 和男
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業の一番の目的は「できるだけたくさんの本、それも日本文学作品を読む」ことであり、受講生が自主的な学びの姿勢をもって、積極的に「読書」し、「考える」ことにあります。時間を見つけて、一冊でも多くの文学作品に触れる努力が求められます。そして、自ら「考える」行為を通じて、自分なりの「何か」をつかむ努力をしていただきます。そのために、なぜ「文学」を読み、学ぶのか、本当に「文学」は役に立たないのか、そもそも「文学」とは何だろうか、そもそも「日本文学」とは何だろうか、そして、スポーツあるいは福祉を専攻とする学生が文学を学ぶメリットは何だろうか、心と身を使って「文学」を考える講義を行う。本年度は、学年を超えたグループによる読書会形式のワークを行いながら、主に短編作品について、毎回「考える」、「聞く」、「話す」、「書く」の作業を行います。
一方的な講義ではありません。主体的に授業に参加し、積極的に話し合いを行ってもらいます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
「文学」を学ぶ意味を見つけだし、自分に無関係と思えるものに「おもしろさ」を見つける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
本を読む意味を自分なりにまとめ、文字に表現する。
③主体的な態度の観点
できるだけたくさんの「日本文学」を読む。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
・毎回15分程度で読むことができる短編(詩、川柳、口承文芸ジャンルを含む)を教室内で読んでもらい、それについての課題を、個人とグループで行います。そのため、きちんと授業に出席し、スマホをいじるなどしないで、他の学生と話し合いを積極的に行うことが求められます。
・毎回の教室内での課題提出と、5回ごとにレポート提出がもとめられます。
・原則として、遅刻者はグループ分けできないため、授業に参加できなくなります。
・教育実習で長期の欠席が確実な学生、欠席が多くなる学生は、担任教員に受講についての相談をしてください。
授業予定
第1回 読書のすすめ、授業の方法についての説明
第2~5回 児童文学、詩など
(レポート課題1)
第6~10回 短編小説作品
(レポート課題2)
第11~15回 学校で扱わない「日本文学」ジャンル
(レポート課題3)
文学の世界を味わい、楽しむだけではなく、その世界での体験を役立てるおもしろさを考えます。以上の内容は、あくまでも予定です。受講者数、受講生の顔ぶれを見て、適宜内容を変更します。受講する以上は、真剣に受講して、自分で授業をおもしろくしてください。授業をおもしろくするかどうかは、本人次第です。授業を通して集中して聞く、考える、考えをまとめる練習を行うことになります。授業時間外学習 / Expected work outside of class
本を一冊でも多く読み、自分で考え、自分で「何か」を学ぶ。
本講義で学ぶ「日本文学」を実生活の中でどのように活用できるかを考える。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
*毎回課題を課します。全課題を提出していても、評価点に達していない場合は不合格となります。4年生であっても、出席不足や課題の成績が悪い場合は、不合格となります。承知して受講登録してください。
・3分の2以上出席し、2回のレポートを提出した学生のみ、まとめの最終課題となる第3回レポートの採点対象者とします。
毎回の課題 40%
レポート3回分 60%
・卒業単位が必要な4回生で就職活動等で欠席が多くなる学生の受講は奨めません。3分の2以上の出席がない場合は、いかなる理由があっても最終レポートの提出を認めません。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
講義を聴き、作品を読んで、自分なりの考えをまとめることができるか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
文学を学ぶ目的、意味を考え、それを文章で表現できているか。
③主体的な態度の観点
授業をきっかけに多数の文学作品を読み、何かを学び取っているか。
- 教科書
Textbooks
パワーポイントとプリントを使用します。教室配布の資料とLMSから各自でダウンロードしてもらう資料を用意します。指示にしたがってください。
-
参考書
References
適宜教室で指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の課題を返却する予定です。
優秀な提出課題を、教室で紹介することがあります。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・LMSメッセージで受け付けます。対面授業日で研究室に在室中とオフィスアワーに、対面対応もしますが、必ずアポイントメントを取ってください。
・キャンパス内で声をかけてください。時間があれば、対応します。
(対面授業の場合)
研究室はSA320。オフィスアワー以外にも、研究室在室中にもできるだけ対応する。LMSメールによる問い合わせにも応じる。
- 備考
Other Comments 毎回のワークが多く、教室に来て座っているだけの授業ではありません。グループで黙ったままディスカッションをせずスマホをいじったりする場合、退室の指示を出す場合があります。熱心な学生の受講妨害となる行為は、一切認めません。適当な受講では単位認定されませんから、承知の上登録してください。