- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 30472
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - カリキュラム開発論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 5
- 担任者名
Instructor - 伊井 義人
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業は教職課程の一科目として、履修者のみなさんがカリキュラムについてを「学ぶ」だけではなく、「実践する」立場の視点を段階的にでも持つことを主目的としている。そのために、カリキュラムに関わる基本的事項を整理した上で、社会におけるカリキュラムの役割や歴史的な変遷、また、学校や社会で求められている学力観など解説する。それらの過程を通して、履修者個人のカリキュラムや学力に関する自らの考えを深めることをめざす。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・カリキュラムに関する基本知識を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・①を前提とした上で、カリキュラムに関する自分の考えを、自分の言葉で説明することができる。
③主体的な態度の観点
・授業中のペアワーク・グループワークなどに積極的に参加することができる。
・リフレクションシートに自らの考えを積極的に述べることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション(講義の目的・スケジュール、評価方法など)
第2回 カリキュラムの基礎的概念
第3回 履修者の皆さんの小学校以降の教育課程を振り返る
第4回 学校教育法と学習指導要領、教科書の位置づけ
第5回 学習指導要領と日本社会の変遷(1)
第6回 学習指導要領と日本社会の変遷(2)
第7回 現在の学習指導要領のポイント(次期指導要領も見据えて)
第8回 学校と教育評価の関係性
第9回 顕在的カリキュラムと潜在的カリキュラム
第10回 「総合的な学習(探究)の時間」におけるカリキュラム・マネジメント
第11回 教科横断的カリキュラムの先進事例から学ぶカリキュラム・マネジメント
第12回 地域資源を活用したカリキュラムの作成
第13回 2030年を見据えたカリキュラム編成の世界的動向
第14回 社会が求める学校のカリキュラム・学力
第15回 講義を振り返る(レポート作成)授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の授業で提示される予習項目と毎回の授業のリフレクションを行う時間が必要となる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
1.毎回のリフレクションシート(60%)
2.最終課題(40%)
なお、出席回数が3分の2に満たない者は成績の対象としない。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・毎回のリフレクションシート
・最終課題
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・毎回のリフレクションシート
・最終課題
③主体的な態度の観点
・毎回のリフレクションシート
- 教科書
Textbooks
特定の教科書は指定しない。随時、資料を配布する。
-
参考書
References 田中耕治編 『よくわかる教育課程 第2版』 ミネルヴァ書房 9784623082698
白井俊 『OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来:エージェンシー、資質・能力とカリキュラム』 ミネルヴァ書房 9784623090440
上記に提示した書籍の他にも随時、提示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 履修者の皆さんからのリフレクション・コメントには、講義で全体的にフィードバックする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後での対面、もしくはemail(yii@omu.ac.jp)にて対応する。
- 備考
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