- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 20664
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - カリキュラム開発論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 木原 俊行
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では,まず,教育課程とその編成,カリキュラムとその開発等の概念を整理する。次いで,学習指導要領の変遷や教科・領域横断的な視点に基づく教育課程の変遷等を,事例を交えて解説する。さらに,カリキュラム・マネジメントの基本的な考え方を講ずるとともに,それを受講生に免許取得予定の教科に即して構想してもらう。毎回の講義において,事例分析やグループ協議などを通じて,受講生に「主体的・対話的で深い学び」を展開してもらう。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
教育課程の意義と編成の方法,カリキュラムとその開発の概念等を理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
日本の教育課程編成,カリキュラム開発の変遷や今日的動向について考察できる。
③主体的な態度の観点
カリキュラム・マネジメントによる創造的なカリキュラム開発に対して,関心を高める。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・教育実践の記録の分析等
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:オリエンテーション(診断的評価,講義のキーワード・鍵概念の解説)
第2回:教育課程とカリキュラムの概念
第3回:子ども中心のカリキュラム(オープン教育)の可能性と課題
第4回:教育課程の編成とカリキュラム開発の概念
第5回:社会に開かれた教育課程とその役割・機能
第6回:学習指導要領の変遷1(小中学校)
第7回:学習指導要領の変遷2(高等学校)
第8回:教科・領域横断的な視点に基づく教育課程の編成1(「興味の中心」に基づくコアカリキュラム)
第9回:教科・領域横断的な視点に基づく教育課程の編成2(キャリア教育)
第10回:学力向上のための教育課程の編成
第11回:異校種連携のための教育課程の編成
第12回:研究開発学校による教育課程の提案
第13回:カリキュラム・マネジメントの基本的な考え方と実践
第14回:カリキュラム評価の視点と方法
第15回:講義の総括(レポート作成)授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義終了後,各回で配布するワークシートの問いに取り組んで,次なる講義に臨むこと。また,それを含む,関大LMSで提示した課題に取り組んでくること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
総括的評価のためのレポート(70%),講義中の小テスト等(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
講義で取り上げた基本的な問題や概念について正しく理解し,またそれを実践事例と結びつけて考察できるかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks 授業の中で,適宜指示する。
-
参考書
References 学習指導要領総則及びその解説書
高橋純 教育方法とカリキュラム・マネジメント 学文社 978-4-7620-2617-1
田中博之 『カリキュラム編成論』 放送大学教育振興会 978-4595140846
木原俊行 『活用型学力を育てる授業づくり』 ミネルヴァ書房 978-4-623-05954-6
佐藤学 『教育方法学』 岩波書店 4-00-026005-7
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テストの結果をフィードバックする。また,その全体的な傾向等を講義中に説明する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業担当者との連絡は,電子メールにより行っていただきたい(kiharat@shitennoji.ac.jp)。
- 備考
Other Comments 講義の各回の資料を関大LMSにアップロードするので,欠席した場合等は,ダウンロードし、次回の講義までに補習しておくこと。