- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 人間
- 時間割コード
Course Code - 25135
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 教育原理
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- S 2
- 担任者名
Instructor - 保田 その
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この科目においては、①教育を支える理念、思想、②具体的な教育実践、教育課程、指導、③それらの背景にある社会状況の三者を併せて理解し、さらにこれらの知識や理解を手がかりとして、現実にある教育問題、教育に関するさまざまな論点について自ら考える力をつけることを目的としている。
主として教員を目指す学生のための科目であるので、教員採用試験の教職教養分野(教育原理、教育史)に即した内容となっているが、結果的に教員採用試験を受験しない学生も、教育に関する一般的な知識を身につけ、教育問題について考える力をつけることを目指して受講してほしい。到達目標 / Course Objectives
主要な教育思想、教育制度、教育史などについて基本的な知識を持つこと。
現在の教育に関する動きに関して、背景、実態などを正しく理解すること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 教育とは何か 教育の必要性
第2回 子どもと家族の変遷と教育
第3回 教育の歴史と思想 古代から18世紀までの欧米
第4回 教育の歴史と思想 日本(古代〜江戸時代)を中心に
第5回 西洋の学校教育制度 歴史と現在
第6回 日本の学校教育制度 歴史と現在
第7回 教育方法・学習に関する理論
第8回 教育課程の変遷と学習指導要領
第9回 道徳教育・特別活動・総合的な学習と学習指導要領
第10回 求められる学力:情報教育・安全教育・キャリア教育
第11回 生徒指導とその課題 校則・体罰・いじめ
第12回 共生と教育・特別な支援・インクルーシブ
第13回 就学義務と不登校問題
第14回 教師を取り巻く状況と今後
第15回 学校と家庭・地域社会授業時間外学習 / Expected work outside of class
教育問題(いじめ、不登校、体罰、学力低下など)に関して、現在の報道に着目すると同時に、過去30年分程度の新聞記事を検索して、これまでの流れ大まかにを知るようにしておくこと
文部科学省のWebサイトにアクセスし、通知、答申などを読んでおくこと。
課題を出すので、期限までに提出すること(原則としてシステムへの提出とする)
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
原則として,5回以上の欠席があった場合は成績評価を行わない。
普段の課題(LMSを用いて提出+講義中に手書きで提出)で60% (小レポート,予習,・復習用の課題,教員採用試験の過去問など)
LMSを用いて行う期末試験に代わるテスト 40%
LMSを用いた試験は,各設問ごとに時間制限を設けて5回まで受験可能とし,最も高い点数のものを成績評価に用いる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
LMSを用いた試験では、教育思想、教育史、教育制度などに関する基本的な知識を問う。
講義中提出の小レポートでは、講義のテーマについて、まとめたうえで、独自の感想や見解を加えることを求める。
課題の発表やグループディスカッションを行う場合もある。
講義中の私語、白紙やそれに近い小レポートなどは大幅な減点の対象とする。
- 教科書
Textbooks
指定しない
-
参考書
References 汐見稔幸 (監修, 編集), 奈須正裕 (監修), 教育原理 (アクティベート教育学 1) ミネルヴァ書房 978-4623088133
木村 元 (著), 小玉 重夫 (著), 船橋 一男 (著) 教育学をつかむ 改訂版 (テキストブックス[つかむ]) 有斐閣 978-4641177260
佐藤光友 奥野浩之 考えを深めるための教育原理 ミネルヴァ書房 978-4-623-08806-5
広岡義之監修・冨江英俊編著 『詳解 教育社会学』 ミネルヴァ書房 978-4-623-09918-4
酒井朗(編著) 現代社会と教育(アクティベート教育学 3) ミネルヴァ書房 978-4-623-09247-5
文部科学省のWebサイト http://www.mext.go.jp/を適宜参照する。
このほか各回で参考書,関連するWebサイトなどを紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 各回の提出課題(LMS)を採点し,その一部を次回以降の授業で学生に公開しながら解説する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 講義時,あるいはLMS のメッセージ送信機能を利用。
- 備考
Other Comments 関大LMSの機能を利用して課題の提出を求めるので、使い方を確認しておくこと。予習、復習用の課題もここに入れる。教員への連絡や質問なども原則としてこれのメッセージ送信機能を用いること。