- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70302
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 民俗学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- T B
- 担任者名
Instructor - 本林 靖久
- 曜限
Day/Period - 火5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
人は誰でも、生まれてから死ぬまでの間に、様々な儀礼や試練を受けなければならない。そうした儀礼や試練を体験することで、社会が決めた人生の階段を上ることができたのである。こうした人生儀礼の持つ意義を問うことで、日本人の民俗社会と心の有り様を探ってみたい。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
人生儀礼には、その時代の、その地域の価値観や社会観が深く刻み込まれていることが理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
昔の人生儀礼とともに、現代日本人の人生儀礼にも留意しつつ、現代にいたるまでの人生儀礼の持続と変容の背景について理解できるようになる。
③主体的な態度の観点
受講者が生まれてきてから現在まで関わってきた人生儀礼の意味を理解し、主体的に儀礼を受け止める態度を持つことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 民俗とは何か
第2回 民俗社会における儀礼の意味
第3回 妊娠儀礼
第4回 誕生儀礼
第5回 成人儀礼
第6回 結婚の諸類型
第7回 婚姻儀礼
第8回 厄年・年祝い儀礼
第9回 葬送儀礼
第10回 墓の諸類型
第11回 墓と先祖供養
第12回 年忌とトムライアゲ
第13回 円環する「生と死」の民俗
第14回 人生儀礼の昔と今
第15回 日本人の人生儀礼を現代に問う授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
論文〔レポート〕(70%)、毎回の授業のなかで提出してもらう感想(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
民俗事例の基本的な知識を問う論述問題(20%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
人生儀礼を全体として捉える視点を問う論述問題(50%)
③主体的な態度の観点
講義への参加度(30%)
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 倉田あつ子・小松和彦・宮田 登 編 人生儀礼事典 小学館
八木 透 編 日本の通過儀礼 思文閣出版
井之口章次 編 人生儀礼 有精堂
斎藤美奈子 冠婚葬祭のひみつ 岩波新書
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMSを通じて、レポート課題の講評をコメントします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業の前後に対応する。
その他
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
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