- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00700
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 政治学のすすめ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 3
- 担任者名
Instructor - 廣瀬 有哉
- 曜限
Day/Period - 水2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では,政治学の基本概念と理論を紹介します。政治学の主流とも言えるアメリカの政治学を中心に,分析的・規範的・実践的な理論を紹介します。講義は,大きく分けて,政治過程論,正義論,政治参加論という三つの領域から構成します。
まず,政治的決定に関わる制度・組織・集団について説明し,その上で、政治的決定がどのように行われているのかを分析するためのモデルを紹介します。第ニに,決定された政策の妥当性を判断する指針となる,正義の概念に関する論争を紹介します。その上で,政策をより良くするために、政治参加のあり方について論じます。到達目標 / Course Objectives
(1)政治的決定の仕組みを理解できる。
(2)正義に関する複数の考え方を把握する。
(3)政治参加の仕方を理解できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 統治機構と政策変容
第3回 政党・利益団体
第4回 政治家の行動と有権者の投票行動
第5回 事例の検討
第6回 政策評価と正義論
第7回 自由主義(1)
第8回 自由主義(2)
第9回 共同体主義とナショナリズム
第10回 国際社会と正義
第11回 自由民主主義体制の成立
第12回 民主主義の規範理論
第13回 市民活動
第14回 市民活動(2)
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
・予習は特に必要はありませんが、政治に関するニュースを見るように習慣づけてください。復習は必ずするようにしてください。
・中間レポートと学期末レポートを課します。提出期限の直前になって書き始めるのでは間に合いません。授業が終わるたびに、着実にレポートの作成に取り組んでください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
中間レポート(50%)
学期末レポート(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
中間レポートと学期末レポートでは、授業で紹介した概念を用いて、現実政治を批判的に分析できているかをみます。
- 教科書
Textbooks
教科書は特に指定しません。
-
参考書
References 秋山和宏・照屋寛之編 ポ新編 現代政治過程 三和書房 978-4862513175
神島裕子 正義とは何か――現代政治哲学の6つの視点 中央公論新社 978-4121025050
宇野重規 民主主義とは何か 講談社 978-4065212950
ここに挙げた文献以外にも、多くの参考書があります。
詳細については授業で紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 受講生全体へのフィードバックは、講義の際におこないます。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 個別の質問等については、授業後に対応致します。
- 備考
Other Comments 受講生の反応や、政治情勢の変化を考慮して、シラバスの授業計画の順番を入れ替えたり、講義のトピックを若干変える場合があります。あらかじめご了承ください。