2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/政策/外/人間/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00764
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
少子高齢化社会を考える
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
三島 亜紀子
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

現代日本においては少子化と高齢化が急速に進行している。それに伴い、福祉国家の枠組みが新たに問い直されている。本授業では、家族や地域、労働やライフスタイル、医療・ケアの領域を中心に、少子高齢化に伴う諸問題について理解を深めていく。同時に基礎的な社会福祉学(ソーシャルワーク)の理論や歴史を学び、具体的な事例の検討をおこなう。

到達目標 / Course Objectives

①少子高齢化の現状や社会福祉関係の諸制度に関する知識を深める。 
②福祉に関わる歴史、社会福祉学(ソーシャルワーク)の理論の基礎を学ぶ。
③社会福祉問題に関する文化的背景への考察を深める。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

*講義のスライドや資料は、原則、各授業回の前日を目途に関大LMSに掲載。なお、公開期間は学期末まで。

*レポート以外にも、FORMS等で意見や感想などの提出を求める場合がある。

第1回 オリエンテーション (授業の進め方、小テストやレポート、試験など評価方法の説明)
第2回 社会福祉の歴史と私たちの生活
第3回 少子高齢化社会と貧困問題
第4回 人口爆発とその背景
第5回 人口減少と労働力
第6回 少子高齢化社会における介護/ケア
第7回 少子化時代の児童福祉サービス
第8回 地域の子育て支援 + 小テスト
第9回 高齢化と障害
第10回 障害の社会モデルと障害者観
第11回 老後の生活:社会保障制度と介護保険
第12回 児童虐待問題/社会的養護のあり方
第13回 ソーシャルワーク理論:ナラティヴ・アプローチ
第14回 ラベリング理論・互恵の混乱
第15回 授業内テスト

※授業の進行によって若干の変更が生じる場合あり。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

社会福祉や少子高齢化に関する新聞やTVなどのニュースに関心をもつこと。
授業は基本的に参考書『少子高齢社会と生活支援』の章に沿う形で進める。参考書や授業中に示す文献を読むことを推奨する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
成績評価の割合は、
中間授業内小テスト50%
最終日の授業内テスト50%

成績評価方法が変更になった場合は、関大LMS上の授業スライドに記載する。常に関大LMSをチェックすること。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①各回の講義内容について、正しく理解ができているかを確認・評価する。
②資料・文献を読み、理解する力があるかを評価する。
③前向き・主体的な姿勢で学ぶことができているかを評価する。

教科書
Textbooks

参考書
References

狭間香代子・橋本好市編著  『少子高齢社会と生活支援 ―次世代育成支援と高齢者支援―』  みらい  
山縣文治・岡田忠克編  『よくわかる社会福祉』  ミネルヴァ書房  
三島亜紀子  障害者と社会の壁――妖怪バリャーと心のバリアフリー  生活書院  
三島亜紀子  社会福祉学は「社会」をどう捉えてきたのか  勁草書房  

フィードバックの方法
Feedback Method

授業で提出した感想や意見は、授業内でコメントします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。

備考
Other Comments

その他、詳細は授業スライドに記載します。