- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00530
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 考古学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 徳田 誠志
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業「考古学を学ぶ」では、「遺跡」・「遺物」が何かということを理解できる授業をおこない、「考古学」という学問がもっと身近なものであり、受講生が学ぶ各分野においても有意義なものであることを理解できるようにすすめていく。 この授業では、日本の考古学を中心に講義をおこない、日本の歴史を学ぶ意味は何かということを、日本にある世界文化遺産などを通して理解できるような授業をしていきたい。そのためにも受講を希望するみなさんが、事前学習をきちんとおこない、積極的に授業に臨むことを希望します。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
「考古学」という学問が、宝探しや冒険のようなものではなく、歴史学の一分野であることを理解できること。続いて「考古学」で学ぶ内容が、自分の身近にあることを理解できること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「考古学」で得た知識を、自分自身の専門分野において、その課題の中で応用し、歴史を学ぶ意義を自分の言葉で語ることができるようになること。
③主体的な態度の観点
各授業で提示する事前学習を行い、各回の授業のテーマを理解したうえで授業に参加すること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 授業ガイダンス「考古学を学ぶ」の授業内容の理解
第2回 考古学とは何か ① 「考古学」を学ぶ意義を理解する
第3回 考古学とは何か ② 「遺跡」とは何かを理解する
第4回 考古学とは何か ③ 「遺物」とは何かを理解する
第5回 世界遺産の考古学 ①「世界遺産とは何か」
第6回 世界遺産の考古学 ②「縄文時代」を考える 定住の意義
第7回 世界遺産の考古学 ③「弥生時代」を考える 米と日本人
第8回 世界遺産の考古学 ④「弥生時代」を考える 邪馬台国所在地論争の意義
第9回 世界遺産の考古学 ⑤「古墳時代」を考える 前方後円墳の成立
第10回 世界遺産の考古学 ⑥「古墳時代」を考える 百舌鳥・古市古墳群
第11回 世界遺産の考古学 ⑦「古墳時代」を考える 国際交流
第12回 世界遺産の考古学 ⑧ 「飛鳥時代」を考える 仏教伝来
第13回 世界遺産の考古学 ⑨「飛鳥時代」を考える 古墳の終焉
第14回 世界遺産の考古学 ⑩「奈良時代」を考える 律令国家
第15回 「まとめ」 「考古学を学ぶ」で何を学んだか授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の授業において、次の授業までに考えてくる課題を提示するので、その課題に取り組むこと。課題の提出は求めないが、授業中に発言を求めることがある。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
試験期間中に実施する定期試験の結果によって70%の評価とする。残り30%を授業に対して準備をして出席したか・授業中の応答などの態度による評価とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
「考古学」という学問の本質を理解し、自らの言葉で考古学を説明できるようになったかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
「世界遺産」を通じて、縄文時代から奈良時代にいたる日本の歴史を理解できたかどうか。
③主体的な態度の観点
毎回提示する「課題」に取り組んだうえで授業に参加し、積極的に学ぶことができたかどうか。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
特定の教科書は使用しない。各テーマにおいて、それぞれの参考図書を提示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の授業において提示した「課題」について、受講生の発言を求めた後、その課題の目的と担当者の考えを提示する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
その他
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡すること。
- 備考
Other Comments