2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/政策/外/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00534
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
日本文学を学ぶ
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
A
担任者名
Instructor
松本 公一
曜限
Day/Period
月2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

中世の文学を読むー宗教文学を中心としてー
中世文学は、高校教育では『平家物語』『方丈記』『新古今和歌集』『御伽草子』などが著名なものであろう。しかし、中世文学はその他にも多く伝えられており、本講義では神祇・仏菩薩の信仰にかかわる縁起や霊験記、説教台本、中世物語などを取り扱う。また、これらの作品を理解するために、絵巻物、歴史史料などもあわせて検討することで、中世の人々の信仰や精神世界について考えていく。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 中世文学作品の基礎的な事実を理解している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 中世文学作品について、関連史料・史実などに広げて自ら興味関
 心を深めて調べることができる。
③主体的な態度の観点
 講義で得た知見をもとに自己の問題関心を説明し、明らかにすることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1 ガイダンス 
2 説話文学1 『江談抄』と『富家語』
3 説話文学2 『古今著聞集』
4 『平家物語』の諸本と神仏譚
5・6 『春日権現』関係説話
7・8 『山王』関係説話
9 鎌倉後期の説話集 『撰集抄』『沙石集』
10 歴史書『愚管抄』『吾妻鏡』など
11 歌論書『野守鏡』 
12 中世神話
13 『太平記』の神祇譚
14 室町小説 「神道由来の事」
15 『神道集』と本地物

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料を読み返し、内容の理解を深めるように復習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
単位認定レポートによる学力確認(50%) 授業中の学習態度・積極的に参加しているか・コメントカード(50%)
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 講義内容を理解している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 講義内容を自らの言葉で表現できる。
③主体的な態度の観点
 自己の興味関心や疑問点を説明できる。

教科書
Textbooks


教科書は使用せず、資料を配布する。

参考書
References


講義中に提示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

講義後半または授業中のコメントカードなどの質問は、次回の講義時に解説し、あるいは内容補足を行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー

その他
 質問は講義の前後に受け付ける。

備考
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