- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/人間/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00532
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本語を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 乾 善彦
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
【講義テーマ】日本語と漢字
日本語の特徴とされるさまざまな個々の事象は、世界的にみれば、よく似た特徴をもつ言語がどこかにはあるものである。ただ一つ、現代の日本語が漢字の影響を抜きに考えられない点は独自のものがあるといえる。現代の日本人の言語感覚の中には、ぬぐい難い漢字への思いがある。その点を、日本語の歴史的な背景の中に探ってみたい。名づけて「漢字を捨てられない日本語」。到達目標 / Course Objectives
日本語と漢字との関係を客観的に見る目を養い、日本語の風景に対して常に知的好奇心を持って見る態度を身につける。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1、授業の方法と方針(ガイダンス)
2、言語と文字
3、漢字との出会い
4、漢字で日本語を書く
5、多様な文字表現
6、漢字から仮名へ
7、平仮名と片仮名
8、仮名の成立
9、和漢混淆文
10、教育と印刷
11、漢字仮名まじりの位相
12、印刷の歴史と教科書の印刷
13、書記の機械化 書くから打つへ
14、よりよい日本語表記をめざして
15、まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業内容を確認の上、街の景観を見て、何気ないところに注意する習慣を身につけるようにしてください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常点(30%)課題提出(70%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
課題は学期末に一回、提出してもらいます。テーマについては、学期途中のどこかで提示します。課題に対し、自分で判断し、自分のことばで的確に表現できているかどうかを判断基準とする。
- 教科書
Textbooks
指定せず。パワーポイントとその解説を用意する。
-
参考書
References 金水敏・乾善彦・渋谷勝己 『シリーズ日本語史4日本語史のインタフェース』 岩波書店 078-4-00-028130-0
かめいたかしほか 『日本語の歴史』(全7巻) 平凡社ライブラリー
高田博行ほか編 乾善彦担当 『歴史社会言語学入門』の第五章 大修館書店 978-4-569-21350-8
- フィードバックの方法
Feedback Method 質問があれば、メールで質問してください。メール方法とアドレスは次の項目。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問があれば、題名に「日本語を学ぶ質問〔学籍番号・氏名〕」と明記したうえで、下記までメールしてください。題名がないと迷惑メールとしてはねられる可能性があります。
inuy@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments 講義予定はあくまで予定であり、授業の進行や社会情勢の変化、あるいは学問の進展によって大幅に変わることがあります。なによりも最新の状況について考えていきたいと思います。