- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70288
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 美術からみる表現と理解
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- T B
- 担任者名
Instructor - 嶋田 宏司
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
西洋近代の絵画作品について美術史的に見てゆくことにします。全体の範囲としては、ポスト印象主義を中心に扱い、近代の美術表現について考察します。美術史の知識を得るだけでなく、眼前の事物を描き写す「描写」という記録の行為から、観念を表明する「表現」という創作への移り変わりを、各作品の中に見てゆきます。授業は美術作品の図版をもとに、美術の独特な技術や知識を解説しながら、作品の観察を行います。感性に基づいて制作された作品を観察することによって、作者の意図や理念を理解する能力を養います。
到達目標 / Course Objectives
１ 印象主義からポスト印象主義へ至る、美術史の基礎知識（作者や運
動とその基本理念など）を得ること。
２ 作品に現れる独特の表現が理解できること。
３ 観察結果から作品や作者について独自の考察ができること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・講義期間中にLMSの「レポート」を使って、2回程度の記述式（200〜300字ほど）課題を出します。成績評価はこれに定期試験（２問ほど）を合わせます。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
１ 秋学期の講義範囲についてのガイダンス
２ 新印象主義：ジョルジュ・スーラ
３ ポスト印象主義：ポール・ゴーガンの初期
４ ポスト印象主義：ポール・ゴーガンのブルターニュ期
５ ポスト印象主義：ゴーガンのタヒチ期
６ ポスト印象主義：ヴィンセント・ヴァン・ゴッホのオランダ期
７ ポスト印象主義：ヴァン・ゴッホのパリ期
８ ポスト印象主義：ヴァン・ゴッホのアルル期
９ ポスト印象主義：ポール・セザンヌの初期
１０ ポスト印象主義：セザンヌの印象主義期
１１ ポスト印象主義：セザンヌの後期
これらを授業回数に分けて講義する。
テスト及び成績については、講義期間中にレポート課題（2回程度）をLMSで提示するので、これについて記述（LMSの「レポート」に書きます）された内容を採点し、定期試験に加算します。授業時間外学習 / Expected work outside of class
テレビの美術番組で作品を見たり、書籍から作品についての知識を得ることはもちろんですが、出来るかぎり実際に美術館やギャラリーに足を運んで作品を実見してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験（50％）、レポート提出（50％、LMSレポート機能の利用による）。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
美術史的な知識の習得（10％）
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
作品の観察（60％）
③主体的な態度の観点
観察結果と表現とを関連づけて主題を考察する力（30％）
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しません。
-
参考書
References H・ジャンソン＆カウマン、木村重信、辻成史訳 『美術の歴史』 （創元社） 西洋美術の歴史がコンパクトに解説されており、美術の移り変わりが理解しやすい名著です。他にも訳者・出版社が異なる版があります。
秋山聰、田中正之 監修 『美術出版ライブラリー歴史編 西洋美術史』 美術出版社 978-4-568-38908-1
シャーロット・マリンズ（下田明子訳、大島徹也監修） 『若い読者のための美術史』 すばる舎 9784799112236
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS「メッセージ」を活用して質問ください。
- 備考
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