- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70287
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 美術からみる表現と理解
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- T A
- 担任者名
Instructor - 嶋田 宏司
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
西洋近代の絵画作品について美術史的に見てゆくことにします。その範囲としては、印象主義からポスト印象主義までを扱います。美術史の知識を得るだけでなく、眼前の事物を描き写す「描写」という記録の行為から、観念や感情を表明する「表現」という創作への移り変わりを、各作品の中に見てゆきます。授業は美術作品の図版をもとに、美術独特の技術や知識を解説しながら、作品の観察を行います。感性に基づいて制作された作品の観察を通じて、作者の意図や理念を理解する能力を養います。
到達目標 / Course Objectives
1 印象主義から新印象派(春学期の範囲)へ至る、美術史の基礎知識
(作者や運動とその基本理念など)を得ること。
2 作品に現れている独特の表現が理解できること。
3 観察結果から作品や作者について独自の考察ができること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・講義期間中にLMSの「レポート」を使って、2回程度の記述式(200〜300字ほど)課題を出します。成績評価はこれに定期試験(2問ほど)を合わせます。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 春学期の講義範囲についてのガイダンス
2 印象主義の前段階(バルビゾン派と風景画)
3 印象主義の前段階(ブーダンの海景画)
4 印象主義の前段階
5 印象主義:印象主義の誕生
6 印象主義:モネの風景画と技法
7 印象主義:モネとルノワールの風景画
8 印象主義:マネの人物画
9 新印象主義:スーラの人物・風景画と技法
10 新印象主義:シニャックの風景画
これらを授業回数に分けて講義する。
成績については講義期間中、LMSレポートにレポート課題を2回程度提示するので、その採点結果を定期試験と合わせて評価します。授業時間外学習 / Expected work outside of class
テレビ番組で美術作品を見たり、書籍から作品についての知識を得ることはもちろんですが、出来るかぎり実際に美術館やギャラリーに足を運んで作品を実見してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(50%)、レポート課題(50%、LMSレポート機能の利用)に対する取り組み。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
1、作品に対する観察力(60%)、2、観察結果と表現内容とを関連付けて主題を考察する能力(30%)、3、美術史的な知識の習得(10%)
- 教科書
Textbooks
使用しません。
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参考書
References H・ジャンソン&カウマン、木村重信、辻成史 訳 『美術の歴史』 (創元社) 古い本ですが、西洋美術史の流れと理解の要点が簡潔にまとめられています。他に訳者・出版社の異なる版もあります。
秋山聰、田中正之 監修 美術出版ライブラリー歴史編 西洋美術史 美術出版社 978-4-568-38908-1
シャーロット・マリンズ(下田明子訳、大島徹也監修) 『若い読者のための美術史』 すばる舎 9784799112236
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS「メッセージ」を活用して質問してください。
- 備考
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