- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ/環
- 時間割コード
Course Code - 60097
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 物理を学ぶ(力学2)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 5
- 担任者名
Instructor - 菅 誠一郎
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
力学1では主として1個の質点の運動について学んできた.本科目の前半では2個以上の質点がある場合の運動(質点系の運動)について学習する.後半では大きさのある,変形しない物体(剛体)のつりあいと運動を考察し,その取り扱いを学ぶ.力学1が基礎になっているため,力学1のテキストを復習し,基礎をしっかりと身につけておく必要がある.ベクトル,微分,積分の知識を前提としている.
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・多質点系・剛体に関する力学的概念・法則・用語を理解し説明できる
・多質点系・剛体の重心,慣性モーメントを求められる
・剛体の運動方程式を数学的に解ける
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・多質点系・剛体の運動を運動方程式で正確に表現できる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
基本的に教科書に沿って進めるが,状況によって順序を入れ変えたり,一部内容を変更することもある.学習する内容は下記の通りである.下記の(1)~(5)について,各2~4回の講義で基本的事項の説明,式の導出,例題の解説等を行う.理解度に応じて補足資料配布および例題を取り入れながら進める.また進捗に応じて発展的な内容に取り組む場合もある.(教科書で*印のついている部分は省略する.)
(1)質点系の力学の基礎
(2)2質点系の力学
(3)多質点系の力学
(4)剛体の自由度,つり合い,剛体に作用する力
(5)固定軸まわりの運動授業時間外学習 / Expected work outside of class
教科書の例題,問題をよく復習しておくこと.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(合計70%),平常成績(授業への参加度等)30%の予定.基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
合計で60点以上を合格とする.
- 教科書
Textbooks 関西大学システム理工学部 物理・応用物理学科編 『力学(下)』 (学術図書出版)
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参考書
References 板野智明・関真佐子 『剛体の力学』 (学術図書出版社)
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー:授業の後に対応する.
また,関大LMSのメッセージにて随時受け付ける.
- 備考
Other Comments 勉強に際しては必ず手を動かして計算し,その上で力学現象に対するイメージをつかんで下さい。試験直前に丸暗記するだけの勉強法では役に立たないでしょう.