2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
60083
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
物理を学ぶ(力学1)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
A 4
担任者名
Instructor
蓑茂 工将
曜限
Day/Period
水1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

科学を学ぶ上で、物理学の知識と考え方は極めて重要である。本授業では、力がはたらくときの物体の運動を記述する「力学」を学ぶ。物体の位置と速度と加速度の関係や、物体にはたらく力と加速度の関係を知り、自然現象を数理的に考えることを目標とする。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・ニュートンの法則に基づく力学的概念および力の法則と、座標系、位置、速度、加速度、質量、運動量、力、仕事、エネルギーなどについて理解し、説明することができる。
・各種運動を記述する運動方程式を立てることができる。
・運動方程式から、どのような運動が起こるか、どのような力がはたらいているか、を求めることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・問題の状況を具体的に想像し、問題を解く上で必要な図やグラフを描き、数式としても表現できる。
・問題を解く過程を論理的に記述でき、他者に分かりやすく説明できる。
・計算の結果が妥当なものかどうか評価できる。
③主体的な態度の観点
・疑問点や分からないことを明確にし、必要であれば教員や友人やその他の情報源を活用して、それを解決できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  力学の考え方、数学的準備としてのベクトルと微分積分
第2回  力の表し方、力のつり合い、いろいろな力
第3回  剛体のつり合い、質点の位置・速度・加速度
第4回  運動の3法則
第5回  平面極座標による運動の記述、慣性力
第6回  回転系における慣性力
第7回  等速度運動と等加速度運動、3次元の運動
第8回  振動運動
第9回  速度に比例する抵抗がはたらくときの運動
第10回  運動量と力積、運動量保存則、反発係数
第11回  角運動量保存則
第12回  仕事と運動エネルギー
第13回  エネルギー保存則
第14回  保存力とポテンシャル
第15回  まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

教科書や講義資料を繰り返し読み、内容を理解するために予習・復習してください。
教科書の問題も自発的に解いてみましょう。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(60%)、レポート(40%)で評価します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

試験とレポートを総合的に評価して、60点以上を合格とします。

教科書
Textbooks

関西大学工学部物理教室編  『力学(上)』  (学術図書出版)  978-4-7806-0450-4

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

提出物(レポートなど)に対して授業内でコメントします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

質問・連絡がある場合、担当教員の部屋「学習支援室(第4学舍1号館1階)」まで来てください。
関大LMSのメッセージ機能を利用してもらっても構いません。

備考
Other Comments

・「インフォメーションシステム」「CEAS」「関大LMS」等のweb上で、この授業に関する教員からの連絡や資料・情報提供を行います。メールが届くように設定しておいてください。
・この科目は数学の微分積分と関連が深いので、並行して勉強を進めてください。
・試験前だけや暗記だけに頼る勉強では、修得は難しいことを心得ておいてください。
・力学は、これから学んでいく学問の基礎となるものです。授業内容に関すること、その他学問に関する質問など歓迎します。一緒にがんばりましょう。