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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
60039
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
数学を学ぶ(関数と微分積分の基礎1)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
A 3
担任者名
Instructor
高溝 史周
曜限
Day/Period
水3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

微積分学は自然科学や工学にとどまらず、社会科学や医療においても数理的な記述をする上では重要な基礎となっている。
 本講義では、高校数学で学んだ極限や1変数関数の微積分の知識を定理や性質を補完しながら再確認し、また発展的な内容にも触れていく。そのため受講者には十分な計算演習が求められる。

到達目標 / Course Objectives

極限、級数及び1変数関数の微分積分の理解と計算能力の習得を目標とする。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  極限
第2回  無限級数とべき級数
第3回  連続関数
第4回  微分法
第5回  微分法の応用
第6回  マクローリン近似
第7回  これまでのまとめ
第8回  不定積分の定義
第9回  種々の不定積分
第10回  定積分の定義
第11回  定積分の計算
第12回  広義積分
第13回  積分法の応用1
第14回  積分法の応用2
第15回  まとめと補足

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業で扱う例題及び練習問題の解き直しを行うこと。また、余裕がある学生は参考書の問題や演習書の例題を解いて復習しておくとよい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
・成績評価割合は期末試験(60%)、中間試験(20%)、平常点(20%)で行います。
・7回目の授業で中間試験、16回目で定期試験を行います(いずれも筆記)。
・成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

極限と1変数の微積分の理解と計算能力の習得を目標とする。具体的には以下の項目を評価対象とする。
1.  逆関数を理解し、簡単な値が求められる。
2.  無限級数、べき級数の収束判定ができる。
3.  様々な工夫をして極限の計算することができる
4.  1変数関数の微分・積分の仕組みを理解し、計算することができる。
5.  微分・積分の応用問題を解くことができる。
6.  マクローリン近似を理解し、近似式を求めることができる。
7.  変数分離形の微分方程式の解法を理解し、一般解を求めることができる。

教科書
Textbooks


基本的には授業で行う問題等は板書する。そのため、授業では教科書等は特に必要としない。しかし自学習や授業スピードの関係で教科書が欲しいと感じる学生については参考書の購入をお勧めする。

参考書
References

市原完治、栗栖忠  理工系の微積分入門  学術図書出版社  978-4-7806-0109-1
福島正俊、柳川高明    理工系の微積分演習  学術図書出版  978-4-87361-290-4
上村稔大  理工系のための微分積分の基礎  培風館    978-4-563-91227-4

マテリアル科学コース(JABEE認定プログラム)での本科目の学習・教育到達目標はB

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
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