- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ/環
- 時間割コード
Course Code - 62506
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 数学科教育法(四)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 田中 誠一
- 曜限
Day/Period - 土3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
数学科教育法(一)(二)を踏まえ、中学校および高等学校数学科の学習指導要領にもとづき、数学教育についての理念や現状と課題を理解し、指導法に関する理解をさらに深めることを目的とする。数学科教育法(四)ではICTの活用を中心に、教材研究、指導案の作成、模擬授業の実施、授業評価について学ぶ。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・教育におけるICTの活用方法について理解する。
・中学校、高等学校の学習指導要領の内容を理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・中等教育段階における数学のICTを用いた指導方法についての理解を深め、教材作成についての指導力を身に付ける。
・授業の中で、ICTなどの情報機器を使った授業や教材の作成を行うことができる。
③主体的な態度の観点
・中等教育段階におけるICTを活用した指導案が作成できるようになり、それをもとに授業を行うことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 数学教育におけるICTの活用
第2回 ICTを利用した教材についての研究
第3回 ソフトウェア(GRAPES)の体験(基本操作)
第4回 ソフトウェア(GRAPES)の体験(数式分野)
第5回 ソフトウェア(GRAPES)の体験(応用的な使い方)
第6回 ソフトウェア(GRAPES)の体験(図形分野)
第7回 ソフトウェア(GRAPES)の体験(プログラミング)
第8回 ソフトウェア(GeoGebra)の体験(図形分野)
第9回 ソフトウェア(GeoGebra)の体験(数式分野)
第10回 ICTを利用した授業の指導案の作成
第11回 表計算ソフトの利用
第12回 模擬授業の実施(1)
第13回 模擬授業の実施(2)
第14回 模擬授業の実施(3)
第15回 ふりかえりとまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
各回の復習に加えて、指導案の準備を行う。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
学習指導案の作成、模擬授業による評価30%、授業中の課題、レポートによる評価70%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
各回で取り上げた内容について正しく理解できているかを評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業で使用する教材プロジェクト等の成果物で評価する。
③主体的な態度の観点
模擬授業への取り組み、授業への貢献度で評価する。
- 教科書
Textbooks
特定の教科書を使用せず、適宜レジュメ・資料を配布する。
-
参考書
References 文部科学省 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編』 (日本文教出版) 978-4-536-59012-9
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説(平成30年告示)解説 数学編 理数編』 (学校図書) 978-4-7625-0535-5
- フィードバックの方法
Feedback Method 作成した授業教材を等を全員で共有する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
その他
授業初回に問い合わせのためのメールアドレスを提示します。
- 備考
Other Comments 教材研究、指導案の作成を行う参考とするため、中学校、高等学校で使用した数学の教科書があれば用意しておくことが望ましい。
授業者は高等学校での実務経験が長いため、講義内容は高等学校の内容についてが中心となります。
数学科教育法(四)ではコンピュータ実習が中心となるため、出席することが重要になります。