2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
シ/環
時間割コード
Course Code
60771
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
地球の科学
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
束原 純
曜限
Day/Period
火5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

地球科学の基礎を中心にして、地球の成り立ちから、地球46億年の歴史について概説する。地球の活動は、宇宙が誕生した時から継続して続いている物質とエネルギーの循環であることを理解してもらう。また、地球は人類が生きていく上で必要なめぐみを提供してくれるが、時には甚大な災害をもたらす。しかし、人類はこの地球を基盤として生きていかざるを得ない。そのためには、地球についての理解を深める必要がある。地球は巨大な熱機関であり、大陸が移動したり、山脈が形成される。今も、地球は少しづつ姿を変えており、時々地震や火山噴火が起きる。本講義では地球のしくみを学習すると共に、地球上のさまざまな現象についても理解を深める。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
私たちの生活する地球のしくみや、そこから発生する地球上のさまざまな現象とその原因について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
地球の状態が変化する原因は、エネルギーと物質のダイナミックな循環である。この事象を多角的な視点から理解する。
地球上に発生する災害に対する判断力を養う。
③主体的な態度の観点
地球上で発生する災害をよく理解し、自分の命は自分で守る「自助」と同様に他人に対しても共に助け合う「共助」の態度を養う。災害に対応する基本的知識を理解する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  ガイダンスと地球科学入門:地球科学の概要を述べるとともに、講義の内容についても概略を述べる。
第2回  地球内部構造とプレートテクトニクス:地球の内部構造を理解し、移動する大陸のしくみなどを学ぶ。
第3回  プレートテクトニクス:大陸移動によって地球上に現れる諸現象について学び、今も地球が動いていることを理解する。
第4回  プルームテクトニクス:大陸移動がなぜ起こるのか、地球内部構造から理解する。
第5回  地球の歴史(1):地球誕生から生物誕生、地球地場誕生の歴史について学ぶ。
第6回  地球の歴史(2):生物大量絶滅や恐竜絶滅の歴史について学ぶ。
第7回  地球の歴史(3):新生代の生物と人類誕生の歴史について学ぶ。
第8回  日本列島の誕生:日本列島はどうやって現在の形になったのか。今も日本列島は変化していることを学ぶ
第9回  マグマと火山:富士山などの火山の成り立ちや、火山活動について学ぶ。
第10回  断層と地震(1):地震発生のメカニズムや地震の特長について理解する。
第11回  断層と地震(2):日本に発生する地震について学ぶ。阪神淡路大震災・東日本大震災や、今後、発生する可能性の高い南海・東南海地震についても考える。
第12回  岩石の種類や身近な地形:岩石の成り立ちやその種類について学ぶ。また、身近な地形の成り立ちや、その災害についても考える
第13回  地球の調べ方:地球のしくみや歴史を調べる手法について理解する。また、身近な地盤を調べる手法についても学ぶ。
第14回  地球表面のシステム:地球表面のさまざまなしくみを学ぶとともに、温暖化についても考える。
第15回  まとめと到達度試験

授業時間外学習 / Expected work outside of class

ノート、教科書を読み返し、授業内容の理解に努めて復習すること。  講義で興味を覚えた事項について、新聞・雑誌・インターネット等で予習・復習を行うこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
到達度確認試験の成績(60%)、平常点(授業への参加度、受講態度、小問など)(40%)の重みで評価する。合格は60%以上とする。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
私たちの生活する地球のしくみや、そこから発生する地球上のさまざまな現象について理解している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
地球上に発生する災害に対する判断力が養われている。
③主体的な態度の観点
地球上で発生する災害をよく理解し、自分の命は自分で守る「自助」と同様に他人に対しても共に助け合う「共助」の態度が養われている。

教科書
Textbooks

新生出版編集部 平賀章三他  (カラー版)徹底図解 地球のしくみ  新星出版社  978-4-10654-3

参考書
References

佐藤暢  地球の科学(改訂版)ー(変動する地球とその環境)  北樹出版  978-4-7793-0552-8

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments