2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/政策/外/人間
時間割コード
Course Code
00826
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
数学を学ぶ(微分・積分)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
戸田 幹人
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

微積分は、経済学・統計学・数理社会学など様々な分野で広く使われており、その多くの対象が微分方程式を用いてモデル化されている。新型コロナの感染者数を予測するモデルが代表的な例である。更に近年では、ディープラーニングやAIなどデータサイエンスにも応用されており、微分積分学は、理系はもちろん文系の大学生にとっても必須である。
この講義では、数学の基礎的な考え方から出発し、初等関数の微分積分について計算ができるようになることのみならず、様々な対象で活用できるよう微積分の基本概念を習得することを目的とする。

授業は板書で行う。自分のノートを持参すること。

到達目標 / Course Objectives

(1)  数学的な思考は特別なものではなく、日常生活にも応用できる普遍性を持つ。そのことを具体的な事例の理解と、論理的思考のトレーニングで会得する。
(2)数学的思考に基づいて微分積分の考え方を理解し、その具体的な応用として、初等関数の微積分の計算を行えるようになる。
(3)将来、必要になった際には、多変数の微積分を自力で勉強できる基礎を作る。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生による問題演習など自主的学習

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.高校数学+大学数学の準備
2.実数と数列(1)
3.実数と数列(2)
4.関数(1変数)(1)
5.関数(1変数)(2)
6.微分(1変数)(1)
7.微分(1変数)(2)
8.微分(1変数)(3)
9.微分(1変数)(4)
10.微分(1変数)(5)
11.積分(1変数)(1)
12.積分(1変数)(2)
13.積分(1変数)(3)
14.積分(1変数)(4)
15.積分(1変数)(5)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業内容の理解を確実にするとともに、具体的応用のための演習を、授業時間外における自主的学習として行う必要がある。そのために参考書として、教科書に密接に関連する演習書を挙げたので、自ら勉学を行うこと。
その際、教科書、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をし、理解が不十分な箇所に関しては質問をするなど毎回の疑問点を残さないこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)


基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
日常生活にも使える普遍的な論理としての数学的思考能力を身に着けていること。それに基いて、微分・積分の基本的な意味を理解していること。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
日常生活にも使える普遍的な論理としての数学的思考能力を実際に使うことができること。図や言葉を用いて、数学的論理を他人に対して表現できること。その1例として、微分積分の計算について、自分で遂行できるのみでなく、その結果を説明できること。

③主体的な態度の観点
自ら手を動かして計算を遂行しながら、計算における論理の流れを主体的に把握できているかを、評価の基準とする。

教科書
Textbooks

加藤文元  『数研講座シリーズ 大学教養 微分積分』  (数研出版)  978-4-410-15229-0

参考書
References

数研出版編集部  『チャートシリーズ 大学教養 微分積分』  (数研出版)  978-4-410-15230-6

数学的思考のトレーニングと計算の習得には、自分で手を動かすことが必須である。楽器を演奏できるようになるには、実際に自分で楽器を手にとって練習する他ないのと全く同様に、数学は自分の手を動かす以外に習得の道はない。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
  授業終了後に質問を受け付ける。

メールアドレス
  p225051★kansai-u.ac.jpまでメールをください。
※「★」記号を「@」に置き換えてください。


備考
Other Comments

受講生への連絡は随時、大学のインフォメーションシステムで行います。