- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/人間/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00831
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 仕組みを形にする科学技術
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 新宮原 正三
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
現代社会では,電化製品のような身の回りのものから始まり,自動車や飛行機・電車といった乗り物,様々なロボット技術,さらにはそれらを作るための機械設備など,さまざまな科学技術を当たり前のように利用して日常生活が営まれている。長い人類の歴史においては,道具や機械の発展,そして蒸気機関や電気モーターの発明といった動力源のイノベーション,そして20世紀後半以降のコンピュータ技術の進歩,などがこれらの現代社会の科学技術を支える基盤を作ってきた。本講義では,このような広い意味の電子・機械技術のしくみを紹介するとともに,それらの動力となるエネルギー資源や環境問題に関して特に力を入れて概説する。エネルギーの基礎概念を文系学生にもわかるように解説するとともに,原子力エネルギーや石油・石炭・天然ガスなどの化石エネルギー等の各種エネルギーの利用と安全性や環境問題について概説する。さらには,地球温暖化問題も含めて、エネルギー問題と科学技術の今後について論じる。
到達目標 / Course Objectives
乗り物、コンピューター、携帯電話などに代表される機械技術の基本的構造とそのしくみ、さらにこれらの技術がどのように社会を支えてきたかに関して、理解する。またこれらの電子・機械技術の動力源に関して、エネルギー資源の歴史的変遷と今後の課題、関連する環境問題の科学技術的背景を理解し、現代及び近未来のエネルギーや科学技術の課題について考えていく。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1.人類と科学技術の歴史-1
2.人類と科学技術の歴史ー2
3.様々なエネルギーについて
4.エネルギーと動力源 : 火の利用と蒸気機関の発明
5.エネルギーと動力源 : 電気エネルギーの発見とその利用
6.エネルギーと動力源 : 発電とは(水力、火力、原子力)
7.乗り物とエネルギー:(自動車、機関車、電車など)
8.乗り物とエネルギー2:(飛行機、宇宙開発など)
9.コンピューターと携帯電話の仕組み1
10.半導体集積回路技術の発展について
12.原子力エネルギーとは
13.東日本大震災における原発事故とその後の対応
14.化石エネルギーの枯渇問題
15.地球温暖化問題とエネルギー問題の今後の展望授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義中に提示する課題について、各自で調査・学習を行う。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度及び小レポート(40%)、期末レポート(60%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
科学技術の歴史をたどりながらエネルギーの概念を理解する。
また、エネルギー消費が増加の一途たどる現代社会における、エネルギーをめぐる課題を理解することを前半の目標とする。講義後半では、半導体集積回路、コンピューターと携帯電話などの最近急速に発展してきた技術分野を理解し、科学技術文明の今後の方向性を考えていく。
- 教科書
Textbooks 新宮原 正三 科学技術の発展とエネルギーの利用 コロナ社
-
参考書
References リチャード・A・ムラ― 文系のためのエネルギー入門 早川書房
飯田哲也 エネルギーのしくみ 池田書店
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 電子メールによる連絡を受け付けます。
shingu@kansai-u.ac.jp
- 備考
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