- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00839
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 気象と気候を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 遠川 明彦
- 曜限
Day/Period - 水5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
気象学は、数学や物理の応用分野とされる。そのため、各々の現象を説明するためには物理法則とそれらを表現するための数式が使用される。ただ日常生活では、自分たちの計画や行動に直接影響することに関心をもつことが多いのではないだろうか。そんな時、「なぜ明日は天気が良くなるのか」、逆に「明日に限って、なぜ大雨なんだ」といった疑問が湧いてくれば、それは、ひょっとして気象を勉強するきっかけになるかもしれません。同時に、たとえ気象や天気に興味を持てたとしても、難しい数式が出てくるのでは、と考えただけで二の足を踏んでしまう人が多いのも事実です。近年ニュースや天気予報で伝えられる気象情報も増えており、少しわかりづらい用語も使用されている。天気予報を見ながら、「解説してくれなくても、だいたいわかるよ」って言えるようになれば、面白いと思いませんか。この授業では、気象学というよりも教養として気象を学ぶものとし、気象現象を定性的に解説することに主眼を置いて展開する予定である。
到達目標 / Course Objectives
天気予報などで使用される用語を理解して、さまざまな気象現象が生じるしくみをおおよそ説明できるようになることである。気象現象を理解すれば、気象台等が発表する情報を的確に判断して、自ら考えて自発的に行動できる力も身につくはずである。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 地球大気の成り立ち
第2回 太陽放射と地球放射~エネルギー収支の考え方
第3回 大気が不安定とは
第4回 大気中の水蒸気の表現
第5回 雲ができるしくみ
第6回 雨が降るしくみ
第7回 風が吹くしくみ~風を吹かせる原動力
第8回 世界をめぐる風~大気大循環
第9回 中緯度付近の風の流れ~偏西風の役割
第10回 温帯低気圧と移動性高気圧1
第11回 温帯低気圧と移動性高気圧2
第12回 気象災害に結びつく現象1〜集中豪雨
第13回 気象災害に結びつく現象2〜熱帯低気圧
第14回 気候変化と気候変動
第15回 到達度の確認テスト授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業時間内に理解できなかったことは、参考書などを利用して復習すること。(30~60分)関大LMSを使用して、数回の小テストを行う。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
筆記による学力確認(80%)、小テスト(20%)
※ 履修者数より、成績評価方法が変更となる場合があります。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
学習した内容をしっかりと理解し、さまざまな気象現象についてしっかりと自分のものにできているかどうかで評価する。
- 教科書
Textbooks
特に指定しない。
-
参考書
References 古川武彦、大木勇人 『図解・気象学入門 改訂版〜原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』 (講談社) 978-4-06-532633-6
古川武彦、大木勇人 『図解・天気予報入門~ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか』 (講談社) 978-4-06-524682-5
保坂直紀 『謎解き・海洋と大気の物理~地球規模でおきる「流れ」のしくみ』 (講談社) 4-06-257414-4
必要があれば、単元ごとに適宜紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後に対応する。
- 備考
Other Comments 授業に関する問い合わせは、関大LMSのメッセージ機能で連絡してください。受講生への連絡は、関大LMSのメッセージ機能あるいはインフォメーションシステム「講義連絡」を用います。