- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/人間/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00539
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 人文地理学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B 1
- 担任者名
Instructor - 土屋 純
- 曜限
Day/Period - 金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、コンビニ、ネット通販などの身近な産業である流通システムに着目し、流通・消費を分析することで見えてくる日本地理について解説する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・流通システムの仕組みについて理解する。
・人口移動、都市階層、国土空間の圧縮、地域格差、都市景観、といった地理学的な用語について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・流通の再編成が地理の態様に関わっていることを理解する。
③主体的な態度の観点
・身近な経済活動である自身の消費活動を振り返り、日本地理という全体的な構造とのつながりを理解する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス:授業計画について 日本地理の特徴と流通・消費との関係
第2回 3大都市圏の郊外市場はいかにして形成されたのか
第3回 東京の都心回帰がもたらす流通・消費の変化
第4回 地方都市の百貨店や商店街はなぜ衰退したのか
第5回 県外に影響を及ぼす最上位の地方都市:仙台市を事例に
第6回 「ショップ」で読み解く東京の都市構造
第7回 モータリゼーションが変えた流通・消費
第8回 コンビニの出店戦略から見る流通
第9回 急成長するネット通販と情報化
第10回 「買い物弱者」はいかに生まれたのか
第11回 「買い物弱者」を支援する流通とは
第12回 コンビニやスーパーの品揃えはどのように決まるのか
第13回 なぜロードサイドや商店街は同じ風景になるのか
第14回 災害時に流通はどうなるのか
第15回 人口減少時代に流通は維持できるのか授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業時間外の学習としては、授業前に教科書を読んで予習するとともに、授業後には十分な復習が望まれる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト(75%)、レポート(25%)
毎回の授業終了時にLMSで小テストを課す。
12回目授業の終了時にレポート課題も提示する。LMSを介して提出。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
授業内容への理解度を小テストで測る
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
レポート課題の中で、習得した知識・技能を活用できるのかを測る
③主体的な態度の観点
レポート課題の中で、身近な流通・消費の現象から様々な諸問題について理解できているのかを測る
- 教科書
Textbooks 土屋純 『地理学で読み解く流通と消費:コンビニはなぜ集中出店するのか』 ベレ出版 978-4860646950
-
参考書
References
参考書は授業時に紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 小テストの正答率などを踏まえて、授業中にフィードバックを行う。
レポート課題について、教員からのコメントを付す。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
木曜5時限
その他
LMSのメッセージ機能を活用して問い合わせてください。
- 備考
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