- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00564
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本の文化と人間を考える
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 森本 一彦
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
日本人の信仰の在り方を考えることを通して、人々がどのような人間関係を形成してきたのかを考える。本授業においては「民俗宗教」をキーワードにして日本の地域文化を検討する。具体的には、一般の人々の信仰や地域に残る祭りを事例として紹介する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
祭礼にみられる日本の伝統的な文化や慣習についての基本的知識を理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
地域で行われている信仰や慣習などの事象から、人々がどのような願を持ち、どのような工夫をしながら社会を維持してきたのかについて考える。
③主体的な態度の観点
新聞やテレビ、ネットニュース、SNSなどのメディアに紹介される祭礼や行事に関心を以て行動する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 民俗宗教とは何か
第2回 古神道
第3回 仏教伝来
第4回 神仏習合
第5回 年中行事①正月行事
第6回 年中行事②盆行事
第7回 通過儀礼①出産~成人
第8回 通過儀礼②結婚~葬送
第9回 先祖祭祀①直系的な先祖
第10回 先祖祭祀②多様な先祖
第11回 生業と信仰①稲作と畑作
第12回 生業と信仰②多様な生業
第13回 境界と信仰
第14回 人を神に祀る
第15回 民俗宗教から考える授業時間外学習 / Expected work outside of class
祭礼や行事など伝統的社会についてのニュースに注意するとともに、実際に祭礼や行事を見学に行くことが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
祭礼にみられる日本の伝統的な文化や慣習についての基本的知識を説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
地域で行われている祭礼や行事などの事象から、人々がどのような願を持ち、どのような工夫をしながら社会を維持してきたのかについて考え、それを文章などで表現ができる。
③主体的な態度の観点
新聞やテレビ、ネットニュース、SNSなどのメディアに紹介される祭礼や行事に関心を以て閲覧するとともに、実際に祭礼や行事を見学・調査するようになる。
- 教科書
Textbooks
教科書は特に決めず、資料を配布する。
-
参考書
References 森本一彦 『先祖祭祀と家の確立――「半檀家」から一家一寺へ』 ミネルヴァ書房 4623046818
宮田登 『民俗学への招待』 (ちくま新書) 4480056645
宮田登 『霊魂の民俗学――日本人の霊的世界』 (筑摩書房) 4480511938
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業内容で不明な点があれば、関西LMSの「メッセージ」機能で連絡していただければ、次の授業の際に説明をします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業の前後に対応します。
その他
関西LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 歴史や民俗学、人類学、社会学などの授業を履修しておくことが望ましいです。