2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/政策/外/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00739
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
日本の歴史を学ぶ
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B 1
担任者名
Instructor
大村 拓生
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

歴史学は、現在に残された多様な史料情報を収集・分析し、それらを再構成して歴史叙述を行う実証科学である。本講義では多様な史料の性格を紹介するとともに、それがどのように解釈され史実として認定されてきたかについて検討する。そのことによって歴史学がどのような研究手法を用いた学問なのかを認識するとともに、講義全体を通じて日本社会の歩みをより深く理解されることを望みたい。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
日本社会の歴史的展開について説明できる
歴史学における史料批判の重要性が説明できる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
講義資料・文献について適切に読み取ることができる
③主体的な態度の観点
講義内容を理解して、まとめることができる

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  歴史学と史料学
第2回  発掘調査の過程と「邪馬台国」論の現在
第3回  古墳と天皇陵
第4回  正史・法と一次史料
第5回  神国意識とケガレ観念
第6回  火災と記録・文書の管理
第7回  武士と武家政権の成立
第8回  南北朝内乱の解釈と実像
第9回  肖像画の像主
第10回  水利と地名の史料学
第11回  戦国合戦の実像と信長の戦争
第12回  地震被害と記憶の継承
第13回  学校と軍隊
第14回  南京事件をめぐる歴史認識と実像
第15回  近現代公文書の史料学と歴史研究

授業時間外学習 / Expected work outside of class

日本社会の歴史について、中学レベルの知識を思い起こしおく
講義資料・板書内容を理解できるよう復習しておく

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験85%・ミニッツペーパー15%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
日本社会の歴史的展開について説明できる
歴史学における史料批判の重要性が説明できる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
講義資料・文献について適切に読み取ることができる
③主体的な態度の観点
講義内容を理解して、まとめることができる

教科書
Textbooks


プリントを配布し、画像は事前にLMSにアップしておく。

参考書
References

松沢裕作  『歴史学はこう考える』  ちくま新書  978-4-480-07640-3
小島道裕  『「史料学」講義』  吉川弘文館  978-4-642-08465-9

その他に講義で逐次に提示する

フィードバックの方法
Feedback Method

ミニッツペーパーで特徴的な意見は次回の講義で解説する

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー:講義の前後で対応する
その他:LMSのメールで対応する(欠席連絡は不要)

備考
Other Comments

暗記科目ではないので、論述式の定期試験に対応できるよう主体的に取り組むこと