2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/政策/外/人間/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00579
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
西洋美術を味わう
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
B
担任者名
Instructor
花澤 志
曜限
Day/Period
水2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 美術作品とは、実際に見て触れることができる、過去の出来事の生き生きとした記録です。私たちがそれらを見て心を動かされるのは、長い時を経て現在まで受け継がれてきたからというだけでなく、それらが備えている造形的な美しさや面白さに圧倒されるからです。
 一方で、こうした鑑賞という人間の根源的な営みは、美術作品がいつ、誰によって、なぜ生まれてきたのかを明らかにしてはくれません。それを可能にするのは美術史なのです。
 この授業では、古典古代から18世紀初頭にかけて生み出されてきた西洋の建築、彫刻、絵画、工芸などに親しみ、それらの美術史的な位置づけや、政治的・社会的・文化的な背景を体系的に学んでいきます。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
古代から18世紀までの西洋美術の歴史に関する基本的な知識を身に着けることを目指します。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
美術作品を鑑賞し、それについて叙述し、歴史的な意味を見出す力を育みます。
③主体的な態度の観点
美術作品に親しみ、作品の叙述を通して自らのアイデアを形にすることを目標とします。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション 
第2回  古代ギリシア・ローマ(1)
第3回  古代ギリシア・ローマ(2)
第4回  後期古代〜ビザンティン
第5回  中世(1)初期中世〜ロマネスク
第6回  中世(2)ゴシックとイタリア後期中世
第7回  初期ルネサンス(1)
第8回  初期ルネサンス(2)
第9回  盛期ルネサンス(1)
第10回  盛期ルネサンス(2)
第11回  16世紀北方美術とスペイン美術
第12回  バロックと17世紀ヨーロッパ美術
第13回  バロックからロココへ
第14回  ロココから新古典主義へ
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業で紹介した作品の中で、特に興味を持ったものについてノートや文献などをもとに調べる。
・授業内容に沿った美術館・博物館の展示情報を紹介するので、必ず一度は実物を見に行く。
・授業内容や、個別の作品の調べ方、参考文献や資料の探し方などについて分からないことがあれば、授業後、あるいは毎回実施する理解度に関するアンケートで質問する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・授業理解度アンケートへの回答を含む積極的な授業参加40%
・最終レポート60% 

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
授業の中で紹介した作品に関する知識、専門的な用語などを適切に扱うことができているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
指定文字数を最大限に生かし、正確な文章表記と明確な構成で、自らの主張をしっかりと述べることができているか。
③主体的な態度の観点
授業で扱った内容だけでなく、受講生独自の着眼点があるか。

教科書
Textbooks


教科書は使用しません。

参考書
References


授業内容に即した参考図書を適宜紹介します。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業後毎回実施する理解度アンケートにて質問を受け付け、重要なものについては授業内で紹介します。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・授業の終了後に対応します。
・緊急の場合は関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。

備考
Other Comments

・講義の順序や内容は変更することがあります。
・授業で使用する画像や動画をスマートフォンで撮影することは著作権法に抵触するため禁止します。