- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/政策/外/人間/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00471
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 美術からみる表現と理解
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 日並 彩乃
- 曜限
Day/Period - 月2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
桜や紅葉を見るために、なぜ吉野や竜田川まで足を運ぶのだろうか? 私たちの目に写る「眺め」は、過去の人々が見ていた「眺め」と同じなのだろうか? 景色を描いた絵画を当たり前のように「風景画」と呼ぶが、かつて日本に「風景画」は無かった。では、「風景画」は、どこから来たのだろうか?
この講義は、「旅」をテーマとして、日本美術の中でも特に絵画を中心に取り上げる。絵画は、創った人間が眺めている世界であり、その時代の社会が反映されている。
美術作品を、主題と形式から分析し、歴史的観点から考察する。作品を鑑賞しながら、観察眼を養い、美術に関する基礎知識と教養を身につける。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
絵画についての基礎知識を身につけ、絵画の特性を理解し、鑑賞できるようになる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業で獲得した知識および理解した内容を生かして、絵画の記述を行うことができるようになる。
③主体的な態度の観点
絵画に関する諸問題について、学んだ知見を活かしつつ、自らの考えを述べられるようになる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 ガイダンス:本授業の概要・評価基準の説明など
2 「旅」と美術
3 「眺め」の審美眼
4 都市図と権力
5 都市図と遠近法
6 伝播する都市図
7 「旅」の大衆化と参詣
8 日本三景のうち厳島
9 絵画の近代と西洋画
10 「旅」のモダニズム:西洋人が愛した「日本」
11 「風景画」の誕生:意味の喪失と無名の風景
12 自然科学に拠る名所の「発見」と中国憧憬
13 Bird's-eye viewと観光案内
14 観光と郷愁の表裏
15 まとめ∔テスト
※授業の内容やテーマの順序は、受講者の関心や理解の程度に応じて、変更することがある。授業時間外学習 / Expected work outside of class
実際に絵画を鑑賞する機会をもつことを推奨する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業態度と課題(50%)+第15回目のテスト(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
授業の内容を正しく理解しているか。授業でとりあげた基本的な概念を理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業で獲得した知識および理解した内容を生かして、絵画の記述ができているか。
③主体的な態度の観点
絵画に関する諸問題について、学んだ知見を活かしつつ、自ら分析し、考えを述べられているか。
- 教科書
Textbooks
毎回、資料を配布します。
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参考書
References
必要に応じて、授業中に指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 課題に関するフィードバックは、授業中、または関大LMSにて行う。
質問や意見は、授業中や授業後、または関大LMSにて受け付ける。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワーはありません。
関大LMSのメッセージを活用してください。
- 備考
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