- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00544
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 芸術学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 花澤 志
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
芸術学とは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて確立された、芸術活動を実証的・理論的に研究する学問です。芸術には、文芸、美術、音楽、演劇といったカテゴリーがありますが、この講義では美術館に展示されているような視覚的な美術作品を扱います。
「芸術」が学問の対象となった19世紀から、「芸術」という概念そのものが問い直されるようになった20世紀前半にかけて生み出されてきた西洋のモダン・アートに焦点を当て、建築、工芸・デザイン、グラフィック・アート、写真、映画などの歴史も交えながら、「芸術」を取り巻く今日的な課題について考えます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
19世紀から20世紀前半までの西洋美術の歴史に関する基本的な知識を身に着けることを目指します。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
美術作品を鑑賞し、それについて叙述し、歴史的な意味を見出す力を育みます。
③主体的な態度の観点
美術作品に積極的に親しみ、作品の叙述を通して自らのアイデアを形にすることを目標とします。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 フランス革命以後のフランス美術
第3回 近代における視覚の変容Ⅰ
第4回 19世紀(1) 「リアル」とは何か?
第5回 19世紀(2) 印象派とその時代
第6回 19世紀(3) ポスト印象派の画家たち
第7回 19世紀(4) 近代建築とデザイン
第8回 19世紀(5) 世紀末芸術と近代彫刻の展開
第9回 近代における視覚の変容Ⅱ
第10回 20世紀(1) 他者への眼差し
第11回 20世紀(2) アヴァンギャルドの芸術Ⅰ
第12回 20世紀(3) アヴァンギャルドの芸術Ⅱ
第13回 20世紀(4) 幾何学的抽象とデザイン
第14回 20世紀(5) 戦争と芸術
第15回 総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業内容をふりかえり、期限内にアンケートに回答する。
・授業内容に沿った美術館・博物館の展示情報を紹介するので、必ず一度は実物を見に行く。
・授業内容や、個別の作品の調べ方、参考文献や資料の探し方などについて分からないことがあれば、授業後かアンケートで質問する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・最終レポート60%
・授業理解度アンケートへの回答を含む積極的な授業参加40%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
授業の中で紹介した作品に関する知識、専門的な用語などを適切に扱うことができているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
指定文字数を最大限に生かし、正確な文章表記と明確な構成で、自らの主張をしっかりと述べることができているか。
③主体的な態度の観点
授業で扱った内容だけでなく、受講生独自の着眼点があるか。
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しません。
-
参考書
References
参考書は使用しません。授業内容に即した資料を授業で適宜紹介します。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業後毎回実施する理解度アンケートにて質問を受け付け、重要なものについては授業や関大LMS内で紹介します。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・授業の終了後に対応します。
・関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments ・講義の順序や内容は変更することがあります。
・授業で使用する画像をスマートフォンで撮影することは著作権法に抵触するため禁止します。