- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00465
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本人の宗教観
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A
- 担任者名
Instructor - 吉野 斉志
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
日本人は宗教意識が薄いとしばしば言われる。「宗教」を縁遠いものと考えている人も多い。しかし、正月には初詣をし、仏教寺院で法事を行うといった各種の行事は多くの日本人の日常生活に関わっている。これらは「宗教」ではないのだろうか。
この問いに答えることは容易ではない。これは「宗教」とは何なのか、これら多様なものを総括して「宗教」と呼んでよいのかという問題に関わってくるからである。
本講義では、上記のような身近な事例から始めて、各種の「宗教」がどのようにして成立してきて現在の形になったのかという歴史も概観することで、日本人にとっての「宗教」とはどのようなものかを検討していく。授業を通して学生諸君は、私たちの日常生活にも数多くの「宗教」が入り込んでおり、社会には「宗教」的なものが不可欠であることを理解するであろう。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・日本の主要な「宗教」について、その歴史や性格について基礎知識を獲得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・「宗教」とはどのようなものなのかについて具体例から考える。
③主体的な態度の観点
・日本の「宗教」について得た知識に基づき、さらに「宗教」とは何かとその可能性について考察を進める。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション 日本人の日常生活と宗教
第2-4回 日本人の死生観――伊佐敷隆弘『死んだらどうなるのか』より
第5-6回 「神道」の成立と歴史
第7-8回 カミ・モノ・オニ――神と物の怪
第9-11回 日本人と仏教
第12回 世界遺産「富士山」――富士講の歴史
第13-15回 現代の「宗教」――今井信治『オタク文化と宗教の臨界』より授業時間外学習 / Expected work outside of class
配布資料、ノートを読み返し、授業内容を理解するよう復習すること。
また、関大LMSで小レポート課題の提出を求めることがある。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート(60%)、授業参加および出席表の授業感想(40%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・レポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・レポート
③主体的な態度の観点
・授業参加および出席表の授業感想
- 教科書
Textbooks
色々な資料を使用する予定であるが、特に教科書として購入を指定することはない。
-
参考書
References
参考文献等については授業中に適宜紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSの「メッセージ」機能を使って連絡してください。
- 備考
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