- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00598
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 世界の宗教
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- B
- 担任者名
Instructor - 中西 尋子
- 曜限
Day/Period - 水5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では前半において日本人と宗教との関わりや社会問題化する宗教について取り上げ、後半において仏教、イスラム教、キリスト教などの世界宗教について取り上げる。
2024年6月末現在の在留外国人の人数は358万8,956人であり(前年末比17万7,964人、5.2%増)となり、過去最高を更新した。国別に上位10か国をあげると中国、ベトナム、韓国、フィリピン、ブラジル、ネパール、インドネシア、ミャンマー、台湾、アメリカであり、日本とは異なる宗教文化をもつ。
外国人を目にすることは日常となり、これまで外国人が従事しなかったような仕事、業種においても外国人が珍しくなくなっている。また多くの日本企業が海外展開し、グローバル化する現代では国内外の宗教文化について基本的な知識は必須である。
本講義では宗教の教えや実践を学ぶだけでなく、教えや実践がどのように社会や人々の暮らしに影響をおよぼしているかを学び、社会や文化の多様性を理解することをめざす。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
世界の諸宗教についての基本的な知識を得ることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
社会がグローバル化し、信仰をもった諸外国の人々との接触が不可避となるなかで誤解や偏見をもつことなく、彼らの宗教をとらえることができる。
③主体的な態度の観点
宗教の重要性を理解したうえで諸外国の人々と接することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 授業を始めるにあたって・日本における宗教状況
2 宗教の定義、類型、宗教人口
3 仏教(1)日本における仏教の展開
4 日本における新宗教(1)社会の変動と新宗教の発生と展開
5 日本における新宗教(2)新新宗教
6 社会問題化する宗教(1)統一教会=世界平和統一家庭連合
7 社会問題化する宗教(2)オウム真理教(アレフ・ひかりの輪)
8 仏教(2)上座仏教:タイでは男子は生涯に一度は出家する
9 イスラム教(1)なぜ豚は不浄な動物とされるのか
10 イスラム教(2)企業の海外展開とイスラム教
11 イスラム教(3)キリスト教の原理主義とイスラム教の原理主義
12 キリスト教(1)日本におけるキリスト教-キリスト教人口1%未満のなかで
13 キリスト教(2)韓国のキリスト教:韓国の宗教状況
14 キリスト教(3)韓国のキリスト教:人口の4人に1人はクリスチャン
15 信教の自由と宗教団体の活動・補足とまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
新聞、テレビ、ネットなどで目にする宗教が関連するできごとに意識を向けてください。配付資料を見直して、復習してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(小テスト・レポート等)および授業参加状況(100%)にて評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
基本的な知識が習得できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
宗教が関連するできごとの背景を説明できるか。
③主体的な態度の観点
誤解や偏見なく、諸宗教を理解できているか。
- 教科書
Textbooks 櫻井義秀・平藤喜久子編著 『よくわかる宗教学』 ネルヴァ書房 9784623072750
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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