- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00505
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 論理学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A 2
- 担任者名
Instructor - 有安 和人
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
社会人になると、論証を展開することがあるでしょう。論証は対話であり、相手に説明し、相手を説得しなければなりません。講義では、日常生活で実際に行われる論述(時事問題など)を題材にして、次の訓練を行います。①先入観にとらわれない批判的思考力。②問題の本質を見極めて問いを設定する力。③説明する力。また、グループ学習を取り入れ、説明技術の向上を目指します。
到達目標 / Course Objectives
①社会の中で実際に行われる論述や論証を評価(反論)できる。②読解力と説明技術の向上。③批判的思考力の向上。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1. 論理とは 第1回
①論理の種類、②論理的思考の解説。
2. 日本語と論理 第2-3回
①日本語の構造を学習し、②文章を論理的に読む練習を行う。
3. 答えが答えとなぜわかるのか 第4回
問と答えの関係を考察し、①問を設定することの意義、②答えの探し方を学習する。
4. 論証を構成する 第5-7回
①論証を対話として考察する、②根拠の種類を区別する、③基本的な論理的概念を学習する。第5-7回は論証を構成するための解説と練習である。
5. 論証を評価する 第8-10回
論証を評価し、反論する技術を学習する。
反論しているつもりが、実は感想文でしかないことがよくある。反論の仕方、反論と感想文の違いについて解説する。
説明しているつもりでも、相手に伝わらなければ説明ではない。相手が理解してはじめて、説明となる。具体例を用いて解説し、説明の練習をする。
グループ学習で説明し合うことで、説明技術の向上を目指す。
6. 帰納的論証 第11-13回
①帰納的論証の種類、②分析の仕方、③データの読み方について、解説と練習を行う。
7. 日常生活でよく用いられる論証形式 第14-15回
日常生活でよく用いられる論証形式を考察する。授業時間外学習 / Expected work outside of class
論理学は練習しないと、技術が習得できない。練習問題は必ず自分で解くこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
成績評価割合は、定期試験90%、グループ学習10%。
記憶を問う問題(暗記で解ける問題)ではなく、「考える力」を問う問題でテストする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
例題・練習問題と同じレベルの問題(同じ問題ではない)でテストする。
- 教科書
Textbooks
教科書なし。解説・例題・練習問題をプリントで配布する。
-
参考書
References ノルト/ロハティン(加地大介/斎藤浩文訳) 『現代論理学(Ⅱ)』 オーム社
市川伸一 『考えることの科学』 中公新書
その他の参考書はプリントの中で紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メールまたは関大LMSメッセージ機能を利用して下さい。
メール:p985018@kansai-u.ac.jp
- 備考
Other Comments A1組、A2組、A3組は講義内容が異なる。
受講者の数によって、グループ学習ができない場合もある。