- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 経/商/社/ビ/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 00689
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 倫理学を学ぶ
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- A 2
- 担任者名
Instructor - 平出 喜代恵
- 曜限
Day/Period - 火4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
哲学とは、当たり前だと思われていることを根底から考えなおす学である。したがって道徳にかんする哲学、倫理学とは、社会生活のなかで当たり前だと思われがちな倫理(道徳)を考え直し、ついには、なぜ倫理的(道徳的)であるべきなのかを問いなおす営みに他ならない。
本講義では、まず倫理学(道徳哲学)とはどのような学問かを説明する。それから、倫理学において議論され続けている重要なテーマと、それらを考える際に参照すべき倫理理論を紹介する。そのうえで具体的な倫理問題を取り上げる。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
倫理学の基本知識を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
①に基づいて実際に生じている倫理問題にみずから取り組む能力を修得する。
③主体的な態度の観点
①および②に基づいて、みずから倫理的問題を提起し思索する能力を養成する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
Ⅰ 倫理学/倫理の位置づけ
§1 倫理学とはどのような学問か
§2 倫理と法
§3 倫理と政治経済
§4 倫理と宗教
Ⅱ 倫理学の重要テーマと倫理理論
§5 個人と社会(1)――社会契約論――
§6 個人と社会(2)――共感理論――
§7 個人と社会(3)――功利主義――
§8 義務――義務倫理学――
§9 徳――徳倫理学――
Ⅲ 具体的な倫理的問題
§10 人間の尊厳
§11 インフォームド・コンセント
§12 平和
§13 スポーツ
§14 情報
§15 まとめと試験授業時間外学習 / Expected work outside of class
ウェブ上の関大LMS(Web Class)を用いて、毎週、復習のための小テストを行なう。単元によっては予習課題も出す。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
ウェブ上の小テスト(65%)、最終授業日に行なう筆記試験(35%)。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
到達目標①についてはウェブ上の小テストによって、到達目標②については筆記試験によって査定する。
- 教科書
Textbooks
使用しない。
-
参考書
References
授業中に指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワーは火曜日1限。メール(h-kiyoe[at]kansai-u.ac.jp)で事前にアポイントメントを望む。
- 備考
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