- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策
- 時間割コード
Course Code - 10548
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 社会科教育法(四)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 伊井 直比呂
- 曜限
Day/Period - 月6
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本授業は、将来教員として教壇に立つにあたり、授業者自身が社会の変化や新たに生み出される価値、そして国際的な課題と対話しながら現代を生きる人として成長しつづけ、同時に、生徒が生きる世界を広げ学び続けることができるような教員になることを目的として構成される。したがって、本授業を通して中学校社会科(公民)の多様な学習の仕方や視点を獲得し、生徒(学習者)にとって「わかる」授業づくり(≠無意味暗記授業)ができることを目的として授業デザイン力及び実践力が養われるように進められる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・学習指導要領に示された中学校「社会科」の目標や内容に関する理解を踏まえて、その発展的な学習内容を探究し、学習指導への位置付けについて考察することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・持続可能な開発(未来・社会)構築のために、どのように公民分野が関係するかについて考察する力を獲得する。
③主体的な態度の観点
・実際の授業づくりを通して、社会科(公民分野)の内容を深め、具体的な授業づくりを行う力を獲得する。授業手法 / Teaching Methods
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・理論の講義(特に教育の国際化と学習指導要領との関係)を国際的な動向を踏まえて行う
・頻繁にディスカッションを行う(授業テーマの他「寛容」「平和」「公平と衡平」など)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:イントロダクション ――授業の概要と到達目標の共有
第2回:教科書執筆者は現代をどのように捉えているか/あなたはどのような時代を生きているか
第3回:学習指導要領に記される教育の国際動向とあり方(UNESCO国際教育勧告他)
第4回:公民分野 発表と共有
第5回:多様な学習の仕方や視点①「ディスカッションの作法とその成果」
第6回:多様な学習の仕方や視点②「寛容」「平等」についてディスカッションを通じて
第7回:持続可能な開発のための教育(ESD)
第8回:主体的で対話的な深い学びの学習法(アクティブラーニング)やICTを用いた授業について
第9回:授業デザインと模擬授業づくり(基礎)
第10回:授業デザインと模擬授業づくり(発展)
第11回:授業デザインと模擬授業づくり(展開案と指導案の書き方)
第12回:授業デザインと模擬授業づくり(問いと指導案の書き方)
第13回:授業デザインと模擬授業づくり(統合)
第14回:模擬授業成果発表と検討会(1)
第15回:模擬授業成果発表と検討会(2)授業時間外学習 / Expected work outside of class
各グループによるワーキングと成果としてのプレゼンテーションが中心の授業となるため、組織的かつ自覚的に取り組まれる時間外学習が絶対的に不可欠である。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
定期試験を行わず、平常試験(各回の学修成果確認レポート等65%)、模擬授業成果(35%)で総合評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・各回の講義内容について自己整理できているか。
・到達目標に従った理解に至っているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・最終の授業デザイン・模擬授業についての問いの立て方
・生徒に教えること、生徒に考えさせること、生徒が深めたりすることなどを意図しているか
③主体的な態度の観点
・毎回の振り返りと最終振り返りの内容
- 教科書
Textbooks
※中学・高校時代に使用した社会科、公民系の教科書があれば持参のこと。
※適宜資料当を配布する。
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参考書
References 文部科学省 編 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』 (東洋館出版社) 9784491034713
文部科学省 編 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 地理歴史編』 (東洋館出版社) 9784491036410
文部科学省 編 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 公民編』 (東洋館出版社) 9784487286331
その他、授業内で適宜、提示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業内で適宜、実施する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メール[p970020@kansai-u.ac.jp]に連絡ください。
- 備考
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