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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
20637
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
英語科教育法(二)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
4
担任者名
Instructor
田尻 悟郎
曜限
Day/Period
木1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

新指導要領に則った授業展開の仕方について学び、指導と評価の一体性について、特に主体性の評価をどのようにすれば生徒や保護者が納得するかについて学ぶ。また、英語力を向上させる手順について学ぶ一方で、自らの英語運用力を高め、英語らしい発音も身につける。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
効果的な活動と家庭学習を促す指導法のバリエーションを知る。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 教科書本文を要約したり、別の表現で言い換えたりすることができる。また、様々な活動を知り、各単元にふさわしい活動を選択し、模範解答を作成することができる。

③主体的な態度の観点
 グループ活動で役割分担をしたり、回答などを作成するときにイニシアティブを取ることができ、到達目標に向けて逆算して行動するタイムマネージメントを行うことができる。また、即興で表現するための準備を主体的に行っている。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

  1.  新指導要領と英語の授業
  2.  指導と評価の一体性
  3.  学力の3要素とその評価
  4.  副教材の効果的な使い方とデジタル教科書
  5.  テストの作り方
  6.  英語力向上のための手順(Oral  IntroductionとRewording)
  7.  英語力向上のための手順(正しい音読のさせ方)
  8.  英語力向上のための手順(英文構造の理解のさせ方)
  9.  英語力向上のための手順(アウトプットのさせ方)
10.  英語力向上のための手順(6種類の疑問文とその答え方)
11.  教師の英語運用力向上のために
12.  様々な文字のルール
13.  カルタを使ったフォニックスの指導法
14.  英語の発音の10のルール
15.  まとめとマイクロティーチング

授業時間外学習 / Expected work outside of class

発音トレーニング、英語運用能力向上トレーニング、英語による授業の練習(英語による説明を含む)

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
英語運用テスト30%、音読テスト30%、指導法に関する小テスト40%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
児童生徒にリピートさせるのに値する発音をしている。授業を英語で運営していくための英語力を備えている。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 教科書本文を要約したり、別の表現で言い換えたりすることができる。また、即興でスピーチ、やり取りができる。

③主体的な態度の観点
 到達目標に向けて逆算して行動するタイムマネージメントを行っている。即興で表現するための準備を主体的に行っている。

教科書
Textbooks

田尻悟郎  『おたちょこ』  正進社  

参考書
References

横溝紳一郎他  『生徒の心に火をつける』  教育出版  
田尻悟郎  『(英語)授業改革論』  教育出版  

フィードバックの方法
Feedback Method

面談と提出物へのコメント

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー 月曜5限、木曜3限

その他 tajirioffice@gmail.com

備考
Other Comments

実習などで欠席する場合はその旨報告する(tajirioffice@gmail.com)ことと、その間に行った発音テストや英語力のテストなどは、後日受けること。