- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 法/文/経/商/社/政策/外/シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 20611
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - メディア教育論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 岩崎 千晶
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業では,まずインターネット,コンピュータ,モバイルメディア等のICT(Information and Communication Technology)が学校教育(もしくはその他の教育場面)に導入された背景について学びます.その後,各メディアが教育現場でどのように活用されているのかについて学び,メディアを利用した学習の意義,課題について考えます.また,実際に学習者自身がメディアを利用した教材や授業指導案をデザインする機会を取り入れることで,メディア利用に対する実践的な知を培うことを目指します.
授業は単に講義を聞くだけではなく,ワークシートを用いた個人演習,グループ演習など学生の能動的な活動を導入した授業を行います. 実際に学習者自身が能動的に学ぶ機会を授業に取り入れることで,理論と実践の往還を促し,理解を深めることを目指します.授業中はグループで考えた意見や個人で考えた意見を発表する機会をふんだんに取り入れます.グループで授業やワークショップ案を作成し、実施することもします.発言することに対して消極的になる人はいると思いますが,「皆で協力し合い,意見を傾聴する場をつくりあげ,発言を受け入れる場を共につくりあげる」という意識を持って参加してください.到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・ICTを活用したいくつかの授業実践例とその効果と課題について説明できる.
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・学習目標を達成するために適したメディアを選択し,それを活用した授業指導案やワークショップをデザインできる.
③主体的な態度の観点
・ICTを活用した教育実践を実施しようとする意欲を高めることができる.授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 オリエンテーション 教育メディア論とは?
第2回 ICTを活用した教育が導入された背景と授業設計について考える
第3回 各教科におけるメディアを利用した授業実践について考える
第4回 情報モラル教育について考える(1)実践
SNSアプリをうまく活用するためのワークショップ
第5回 情報モラル教育について考える(2)理論
第6回 情報モラル教育のワークショップ準備(企画書作成)
第7回 情報モラル教育のワークショップ準備(教材作成)
第8回 情報モラル教育のワークショップ準備(リハーサル)
第9回 情報モラル教育のワークショップの実施
第10回 プログラミング教育・STEM教育について考える:Scratchを使った簡単なゲーム作成
第11回 ロボット教育のワークショップ準備(企画書作成)
第12回 ロボット教育のワークショップ準備(教材作成)
第13回 ロボット教育のワークショップ準備(リハーサル)
第14回 ロボット教育のワークショップ実施
第15回 ICTを活用した授業設計に置いて配慮すべき点を考える:全授業回のふりかえり授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業外に図書館やラーニングコモンズ、ライティングラボを活用した自主学習を推奨する。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
① 第一回目のワークショップ実施:20点
② 第二回目のワークショップ実施:20点
③ ワークシートの提出:30点
④ 最終レポート:30点基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・ICTを活用したいくつかの授業実践例とその効果と課題について説明できるかについて上記の方法で評価します。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・学習目標を達成するために適したメディアを選択し,それを活用した授業指導案やワークショップをデザインできるについて、上記に示した方法で評価します。
③主体的な態度の観点
・ICTを活用した教育実践を実施しようとする意欲を高めることができるのかについて、ワークシートやワークショップの実施など、上記に示した成績評価の方法で確認します。
- 教科書
Textbooks 稲垣 忠 (著, 編集), 佐藤 和紀(編 ICT活用の理論と実践: DX時代の教師をめざして 北大路書房 978-4762831805
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業中に適宜行う。またピアレビューもフィードバックに含むものとする。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSから連絡してください。
- 備考
Other Comments 皆さんの理解度や状況に合わせて,適宜授業内容を変更することがあります.