2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70293
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
教育相談論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
T
担任者名
Instructor
原田 剛志
曜限
Day/Period
金6
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

講師は、公立の小中学校でスクールカウンセラーとして長年働いている経験を持つ。また行政での福祉現場で生徒、児童、保護者、教員から実際に相談に乗ってきた。現在、学校現場においては、教科を教える以外に子どもをとりまくさまざまな諸問題(家庭の問題、両親の問題、虐待等)への対応、理解が教師に求められている。その中でも教育相談は「児童を指導する」立場をとりながらも、「子どものこころ、児童の家庭環境への理解、そして保護者の相談を受け止める」という仕事も行わなければならない。
 本講義では「子どものこころの理解」を深めるために、臨床心理学を基礎に、乳幼児、児童期の発達心理学からみた発達論を、また不登校、いじめ、発達障がい、虐待への対応を現場の声を通して考えていく。

到達目標 / Course Objectives

現在の教育現場でどのような相談があるのか、実際の事例を通して、理解し、どのように対処するか考える力をつける。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回:オリエンテーション・教育相談の概要について 
第2回:こころの発達(乳児〜幼児)       
第3回:こころの発達(幼児~児童期) 
第4回:こころの発達(思春期~青年期)
第5回:不登校について
第6回:発達障がい(特別支援教育)について
第7回:いじめ、問題行動
第8回  :  体罰について
第9回:虐待について
第10回:学校内部の連携と学校外部との連携について
第11回:カウンセリングの理論について
第12回:カウンセリングの実践①密室支援型アプローチ
第13回:カウンセリングの実践②訪問支援型アプローチ
第14回:教師のメンタルヘルス(バーンアウトを防ぐため)
第15回:まとめ
定期試験は実施しない。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

毎回の授業を復習することが望ましい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加度50%、毎回のレポート50%履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

毎回のレポートを見て、正しく把握しているか評価します。

教科書
Textbooks

藤田哲也監修 水野治久・本田真大・串崎真志編著  絶対役立つ教育相談  ミネルヴァ書房  978-4-623-08109-7

参考書
References

一丸藤太郎、菅野信夫   学校教育相談  ミネルヴァ社  
村田豊久  子どものこころの不思議  日本評論社  

フィードバックの方法
Feedback Method

授業中に先週の質問に答える。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業に関する問い合わせは、毎回授業後に書いてもらうミニッツペーパー、または関大LMS  のメッセージ機能で連絡してください。

備考
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