2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/シ/環/化
時間割コード
Course Code
20604
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
教育方法・技術論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
1
担任者名
Instructor
岩崎 千晶
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

<秋>
講義(対面型)

言語 / Language

<秋>
日本語(Japanese)


授業概要 / Course Description

<秋>
この講義では、「学ぶこと」「教えること」の質を高める授業設計について考える。具体的には、「主体的・対話的で深い学び」や「個別最適で協働的な学び」を実現するために、学習目標をどう設定し、その目標を達成するためにどのような教育方法、評価方法を選択することが望ましいのかについて理論的、実践的に検討する。授業設計に関しては、情報通信技術(ICT)の活用(教育番組の活用、タブレットPC等の授業での活用、オンライン授業の実践等)についても扱う。また授業研究についても言及し、授業の質を向上させるための方法についても検討する。

到達目標 / Course Objectives

<秋>
<知識・技能>
・「教育の方法及び技術」に関して授業で取り上げた理論や教育実践事例をもとに、①授業を設計する際に、具体的な学習目標を提示できる。②学習目標に応じた教育方法を選択し、それを用いた理由について説明できる。③学習目標に応じた評価方法を選択し、それを用いた理由について説明できる。
・ICTを活用した授業実践の方法や教育事例について説明できる。

<思考力・判断力・表現力>
授業で扱った理論や実践的な知識や技術を基に、自分で授業目標を設定し、それに適した教育方法や評価方法を選択し、授業指導案を作成できる。

<主体的に取り組む態度>
質の高い授業を設計するという目的意識をもって、学習課題に主体的に取り組み、学んだことの意義を実感できる。

授業手法 / Teaching Methods

・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

<秋>
第1回  教育方法・技術を考える(教科書:1,2章)
第2回  学力と教授:学習目標,教えることについて考える(教科書3,6章)
第3回  教育内容:学習目標の達成に向け、何を教えるのかを考える(教科書7,8章1-3節)
第4回  教育方法:授業構成(導入・展開・まとめ)を考え,授業案を作成する(教科書7,8章1-3節)
第5回  魅力的な授業(1):動機付けを考える(教科書4,8章4節)
第6回  魅力的な授業(2):協同学習を考える、ICTツールを使った協同学習を考える(教科書9章)
第7回  ICTを活用した授業を考える(1):教育番組、映像コンテンツの活用を考える(教科書10  章)
第8回  ICTを活用した授業を考える(2):電子黒板、デジタル教科書の活用を考える(教科書12章)
第9回  ICTを活用した授業を考える(3):タブレットPCの活用、遠隔・オンライン授業を考える(教科書11,13章)
第10回  ICTを活用した授業を考える(4):特別な支援を必要とする学習者へのICT活用を考える(教科書15章)
第11回  評価方法:いつ、何のために、どう評価を行うのかを考える、評価におけるICT活用(学習履歴等の教育データの活用)を考える(教科書16章)
第12回 ゲストスピーカー
第13回情報モラル教育:情報モラルの育成、情報セキュリティを考える(教科書5章)
第14回  プログラミング的思考:プログラミング的思考の育成を考える(教科書14章)
第15回  学習環境・授業研究:  ICTを活用した校務の推進、ICT支援員など外部人材の活用、学校におけるICT環境の整備、教師の成長を考える(教科書17,18章)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

<秋>
教科書や授業で使用したレジュメに基づき復習をすること、図書館において関連書籍に目を通しておくことが望ましい。レポート執筆をする際はライティングラボを利用する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

<秋>
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート (60%)
ミニッツペーパーまたはLMSへの書き込み (40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

<秋>
<知識・技能>
・「教育の方法及び技術」に関して授業で取り上げられた理論や教育実践事例を理解し、①授業を設計する際に、具体的な学習目標を提示できるかどうか、②学習目標に応じた教育方法を選択し、それを用いた理由について説明できるかどうか、③学習目標に応じた評価方法を選択し、それを用いた理由について説明できるかどうか。
・ICTを活用した授業実践の方法や教育事例について説明できるかどうか。

<思考力・判断力・表現力>
授業で扱った理論や実践的な知識や技術を基に、自分で授業目標を設定し、それに適した教育方法や評価方法を選択し、授業指導案を作成することができるかどうか。

<主体的に取り組む態度>
質の高い授業を設計するという目的意識をもって、学習課題に主体的に取り組み、学んだことの意義を実感できるかどうか。


教科書
Textbooks

<秋>
岩﨑千晶・田中俊也(編)  教育の方法・技術とICT活用:教育工学と教育心理学のコラボレーション  北大路書房  978-4762832420

備 考 / Note=====================================
<秋>

参考書
References

<秋>
備 考 / Note=====================================
<秋>
1.文部科学省「中学校学習指導要領」(平成29年3月改訂版)、「高等学校学習指導要領」(平成30年3月改訂版)及びその解説書 
2.佐藤学(2010)『教育の方法』  (放送大学叢書)   
3.稲垣忠、鈴木克明(2015)      『授業設計マニュアルVer.2:    教師のためのインストラクショナルデザイン』 北大路書房  
4.鈴木克明(2002)『教材設計マニュアル』 (北大路書房)  
5.プリチャード&ウーラード(田中俊也訳)(2017)『アクティブラーニングのための心理学;教室実践を支える構成主義と社会的学習理論』(北大路書房)

フィードバックの方法
Feedback Method

<秋>
授業で実施したミニッツペーパーを授業時にいくつか選定したり、学生グループのリーダーによる発言に対して適宜フィードバックする。フィードバックはピアレビューを含む。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

<秋>
LMSから連絡をください。

備考
Other Comments

<秋>
ゲストスピーカーの予定等により授業内容を前後する場合がある。