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学部・研究科
Faculty/Graduate School
法/文/経/商/社/政策/外/ビ/シ/環/化
時間割コード
Course Code
00145
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
健康・スポーツ科学実習b(フィットネス)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
65
担任者名
Instructor
丸谷 賢弘
曜限
Day/Period
水3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 人生100年時代と言われる今日、生涯にわたってスポーツに親しむ「スポーツライフ」を送れることが大きな意義を持つようになりました。スポーツを行うことは、心身の健康維持・増進に役立つだけでなく、“仲間づくり”や“生きがいづくり”にも効果的です。このようなスポーツ活動を高齢期になっても継続するためには、学童期から学生時代までのライフスタイルの中で、自分自身がどのようにスポーツと関わりを持つのかが重要な鍵となります。
 本授業では、生涯スポーツとしてのスポーツ種目を実践することで、スポーツの親しみ方や楽しみ方を学び、大学卒業後も自らが豊かなスポーツライフを設計・実践できる能力を培うことを目標としています。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 ・種目の基礎的・実践的技術について習得する。
 ・種目の成り立ちやルールについて理解し、その種目に親しむことができる。 
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 ・実際の競技中において適切なプレーを判断し、実践することができる。
 ・仲間と十分なコミュニケーションを図りながらプレーすることができる。
③主体的な態度の観点
 ・積極的に授業に参加し、競技の運営・準備を円滑に進めることができる。
 ・学習を振り返り、適切な改善点を考えながら取り組むことができる。

授業手法 / Teaching Methods

・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

◉第1回:ガイダンス
 ・使用施設の案内、授業の進め方、成績評価等の説明

◉第2回:フィットネスの概念とは?
 ・トレーニングルームの使い方  &  レクリエーション
 ・グループワーク(学生によるエクササイズプランの企画)のグループ分け

◉第3回:フィットネステスト  /  スポーツの競技特異的動作  ①
 ・スマートフォンを用いた関節可動域測定の実践
 ・ネット型スポーツの実践(競技特異的動作の把握)

◉第4回:ウーミングアップとクールダウン  /  スポーツの競技特異的動作  ②
 ・ウォ-ミングアップ、クールダウンの生理学的な効果の学習
 ・ゴール型スポーツの実践(競技特異的動作の把握)

◉第5回:ストレッチングと柔軟体操  /  スポーツの競技特異的動作  ③
 ・ストレッチングの特性や生理学的な効果と分類の学習
 ・ベースボール型スポーツの実践(競技特異的動作の把握)

◉第6回:有酸素運動とは?  /  スポーツの競技特異的動作  ④
 ・有酸素運動の負荷条件と生理的な効果の学習
 ・簡易的な運動負荷評価の実践
 ・アダプテッドスポーツの実践(競技特異的動作の把握)

◉第7回:無酸素運動とは?  /  スポーツの競技特異的動作の実践  ⑤
 ・体力の向上や疾病予防のためのレジスタンス運動に関する学習
 ・アーバンスポーツの実践(競技特異的動作の把握)

◉第8回:レジスタンストレーニング  ①  /  学生企画  ①
 ・バックスクワット、上肢の水平プッシュ動作、及び垂直プル動作パターンを実践的に学習
 ・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践

◉第9回:レジスタンストレーニング  ②  /  学生企画  ②
 フロントスクワット、オバーヘッドスクワット、上肢の垂直プッシュ動作、水平プル動作を実践的に学習
 ・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践

◉第10回:レジスタンストレーニング③  /  学生企画  ③
 ・デッドリフトを実践的に学習
・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践

◉第11回:プライオメトリクストレーニング  /  学生企画  ④
 ・プライオメトリクストレーニングを実践的に学習
 ・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践
 
◉第12回:ファンクショナルトレーニング  /  学生企画  ⑤
 ・ファンクショナルトレーニングを実践的に学習
 ・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践

◉第13回:アジリティトレーニング  /  学生企画  ⑥
 ・アジリティトレーニングを実践的に学習
 ・学生自らがグループメンバーとエクササイズプランを企画し実践

◉第14回:フィットネスチェックとニュースポーツの実践  ①
 ・トレーニングの評価方法となる基礎体力チェック(筋持久力評価、筋力評価、筋パワー評価)の方法を実践的に学習
 ・ニュースポーツの特性とトレーニング方法について学習

◉第15回:自宅でできる簡易的エクササイズとニュースポーツの実践  ②
 ・フィットネスで得られた知識の総まとめ
 ・自宅で出来る簡易的なエクササイズを身に着ける
 ・ニュースポーツの特性とトレーニング方法について学習

【教場について】
 本授業では教場として、中央体育館1階のトレーニングルームと各体育館、グラウンドなど様々な教場を使用します。トレーニングルームにはトレッドミル(ランニングマシン)の他、ダンベルや高重量を扱うパワーラック(スクワット、ベンチプレスなどで使用)を完備しております。

【授業内容について】
 トレーニングルームに完備されている器具の使用方法や自分の身体に合ったウォーミングアップ、トレーニングの方法について実践を通して学ぶとともに、様々なスポーツを実践しながら『フィットネスとは?』について理解を深める授業となります。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・SNSや動画投稿サイトなどを視聴し、多様なトレーニングやウォーミングアップについて事前に調べてみましょう。
・自身が把握しているスポーツ種目だけでなく、ニュースポーツやアーバンスポーツについて事前に調べてみましょう。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度80%、レポート20%

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
 ・種目の基礎的・実践的技術について習得できているかどうか。
 ・種目の成り立ちやルールについて理解し、その種目に親しむことができているかどうか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 ・実際の競技中において適切なプレーを判断し、実践することができているかどうか。
 ・仲間と十分なコミュニケーションを図りながらプレーすることができているかどうか。
③主体的な態度の観点
 ・積極的に授業に参加し、競技の運営・準備を円滑に進めることができているかどうか。
 ・学習を振り返り、適切な改善点を考えながら取り組むことができているかどうか。

教科書
Textbooks


毎回の授業で個々の身体的特徴に合わせたトレーニング法やウォーミングアップ法に関する情報を提供する。

参考書
References

G.  Gregory  Haff,  N.  Travis  Triplett  他  ストレングストレーニング&コンディショニング  :  NSCA決定版  第4版  ブックハウス・エイチディ  028815613
齊藤まゆみ  教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学  大修館書店  9784469268461

ニュースポーツやアーバンスポーツについては、授業内のスポーツ実践にて情報を提供する。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業の最後に、実施内容の振り返りを全体で行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・授業前後に対応する。
・必要に応じてLMSのメッセージにて対応する。

備考
Other Comments

本学所定の定期健康診断を受診しなければならない。
「受講上の留意事項」を遵守すること。(なお、「受講上の留意事項」は第1回目の授業にて配布する)

●千里山キャンパス(https://www.kansai-u.ac.jp/sports/activity/facility/senriyama/)
第1回はガイダンスのみです。中央体育館へ集合してください。更衣は不要です。第2回以降は各種目、体育館の更衣室で運動着に着替えて教場(中央体育館入口の黒板を参照)へ集合してください。