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学部・研究科
Faculty/Graduate School
ガバナンス研究科
時間割コード
Course Code
98530
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
D公共政策特別研究13(国際アジア法政策論)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
西澤 希久男
曜限
Day/Period
月6
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 2015年末に創設されたASEAN共同体(政治安全保障、経済、社会文化)は世界に対して大きな影響を与えることが予想されている。多様性が特徴であった東南アジアにおいて、EUと比較すればゆるやかではありながらも統一を図っていくことは、ASEANとしてのプレゼンスが向上すると共に、加盟各国の経済、社会等に大きな影響を与えると考えられる。
 そこで、本講義は、ASEANを理解するための前提として、これまでの東南アジア政治研究の動向について理解する事を目的とする。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(ガバナンス研究科(D))
1.知識・技能
  高度専門職業人としての高い倫理性を持ち、国際水準でも通用する高度な課題発見の能力、政策を立案する高度な能力、政策を評価する高度な能力を有するとともに、グローバルあるいはローカルなレベルにおいて、自らが創り出した政策を実行に移していくことができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  実践的なコミュニケーション能力を軸とする「考動力」を基盤とし、国際水準でも通用するグローバルあるいはローカルなレベルにおける課題の発見、それに対する政策の立案、そしてその政策を適切に評価する力を身に付けている。さらに政策分析の知識や国際動向、研究の遂行に必要な高度な能力、国際的な視野も身に付けることができる。
3.主体的な態度
  博士課程前期課程で培った密なコミュニケーションを基盤とし、解のない現代社会の諸問題に高い専門性を持って意欲的に取り組み、強いリーダーシップをもって新しい価値を主体的に生み出すことに加えて、国際的ネットワークを通じて積極的に価値創出の枠組みを形づくることができる。

到達目標 / Course Objectives

東南アジア政治研究の動向を把握する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  オリエンテーション
第2回  第1章 時間
第3回  第2章 空間
第4回  第3章 地域
第5回  第4章 政治変動
第6回  第5章 統治
第7回  第6章 政治と軍
第8回  第7章 政治経済
第9回  第8章 地方
第10回  第9章 地域機構
第11回  第10章 非伝統的安全保障
第12回  第11章 市民社会
第13回  第12章 宗教
第14回  第13章 紛争
第15回  第14章 移行期正義

授業時間外学習 / Expected work outside of class

あらかじめ教科書の指定された部分を読んで理解するともに、講義終了後はレジュメ、ノート等を読み返し、講義での議論を理解するよう努めること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
報告(50%)、授業時の発言(50%)により評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

 各回で取り上げられた論点について正しく理解できているかどうかを評価する。

教科書
Textbooks

山本信人編  『東南アジア地域研究入門 3政治』  (慶應義塾大学出版会)  9784766423969

参考書
References

増原 綾子,鈴木 絢女,片岡 樹,宮脇 聡史,古屋 博子  『はじめての東南アジア政治』  (有斐閣)  9784641150584
川中豪・川村晃一編  『教養の東南アジア現代史』  (ミネルヴァ書房)  9784623086672

上記の他、講義中に適宜指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

各回の講義中に行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

その他
 教務センターを通じて事前にアポイントメントを取ること。

備考
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