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学部・研究科
Faculty/Graduate School
ガバナンス研究科
時間割コード
Course Code
98520
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
M安全保障論研究
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
五十嵐 元道
曜限
Day/Period
木6
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本講義では、国際政治における安全保障をテーマとする。安全保障とは何か、具体的にどのようなガバナンスが行われてきたのか、理論的にどう分析できるのか。そこでこの授業では、現代の安全保障の具体的な事例を取り上げ、議論する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(ガバナンス研究科(M))
1.知識・技能
  高度専門職業人として高い倫理性を持ち、国際社会・高度情報化社会が抱える諸問題にガバナンス学の高い専門性を用いて、自らが創り出した政策を実行に移すことができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  実践的なコミュニケーション能力を軸とする「考動力」を基盤とし、国際水準でも通用するグローバルあるいはローカルなレベルにおける課題の発見、それに対する政策の立案、そしてその政策を適切に評価する力を身に付けている。さらに政策分析の知識、研究の遂行に必要な基本的能力、国際的な視野も身に付けることができる。
3.主体的な態度
  学士課程で培った密なコミュニケーションを基盤とし、解のない現代社会の諸問題に高い専門性を持って意欲的に取り組み、強いリーダーシップをもって新しい価値を主体的に生み出すことができる。

到達目標 / Course Objectives

1.安全保障について、どのような理論があるのか理解する。
2.安全保障について、具体的にどのようなガバナンスが行われてきたのか理解する。
3.理論などの知識を応用し、自分なりの議論を展開する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.イントロ

2.脱植民地化の複数の波
3.グローバルな戦争が植民地にもたらしたこと
4.無秩序化し、再秩序化する世界
5.国民国家という問題
6.各自報告

7.普遍的人権のルーツ(18世紀から20世紀半ばまで)
8.国家の計算違い(1940年代から1980年代まで)
9.国際人権の実効性(1990年代以降)
10.国際人権と日本の歩み――人権運動と人権外交
11.各自報告

12.人権と介入
13.戦争とカテゴリーの暴力
14.批判的安全保障論
15.総括討論

授業時間外学習 / Expected work outside of class

毎回、講読する文献を事前に読み、予習をしてもらう。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
議論への貢献度(40%)、報告(30%)、レポート(30%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

1.安全保障について理論的に理解できているか
2.安全保障の具体的なガバナンスについて理解できているか
3.理論などの知識を応用できているか

教科書
Textbooks

デイン・ケネディ  『脱植民地化―帝国・暴力・国民国家の世界史』  (白水社)  9784560093740
筒井清輝  『人権と国家』  (岩波書店)  9784004319122

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

原則、授業のなかで行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

問い合わせは、授業の前後の時間、ならびにLMSのメッセージで受け付ける。

備考
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