- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - ガバナンス研究科
- 時間割コード
Course Code - 98502
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - M政策規範研究
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 安武 真隆
- 曜限
Day/Period - 水6
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（オンデマンド配信型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
日本欧米の政治哲学、政治理論を概観しつつ、政府活動と規範との関係について検討する。
政府や自治体が行う政策決定、政策評価、政策施行の各段階において前提となっている諸価値や規範について考察を加える。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（ガバナンス研究科(M)）
1.知識・技能
高度専門職業人として高い倫理性を持ち、国際社会・高度情報化社会が抱える諸問題にガバナンス学の高い専門性を用いて、自らが創り出した政策を実行に移すことができる。
2.思考力・判断力・表現力等の能力
実践的なコミュニケーション能力を軸とする「考動力」を基盤とし、国際水準でも通用するグローバルあるいはローカルなレベルにおける課題の発見、それに対する政策の立案、そしてその政策を適切に評価する力を身に付けている。さらに政策分析の知識、研究の遂行に必要な基本的能力、国際的な視野も身に付けることができる。
到達目標 / Course Objectives
政策立案において無自覚に前提とされている諸価値・規範を対象化できるようになることを到達目標とする。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換（グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む）
・課題探究（プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む）
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第１回：政策規範について
第２回：「政治」とは何か
第３回：功利主義
第４回：正義論
第５回：市民社会の倫理学
第６回：自由主義1：二つの自由概念
第７回：自由主義2：自由と陶冶
第８回：共和主義1 ：zoon politikon
第９回：共和主義2：徳と名誉
第10回：共同体主義1：共通善
第11回：共同体主義2：帰属意識
第12回：反基礎付主義
第13回：権力論
第14回：フェミニズム
第15回：総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
次回の授業範囲における専門用語の意味等を理解しておくように予習すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
報告（40％）・授業時発言（20％）・レポート・ゼミ論文（40％）など平常成績で総合評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
積極的に講義に参加したかどうか、上記の到達目標を達成できているかどうかについて評価する
- 教科書
Textbooks
後日指定
-
参考書
References 佐野亘・松元雅和・大澤津・山谷清志 政策と規範 (これからの公共政策学 1) （ミネルヴァ書房） 4623086844
山岡龍一・川出良枝 『西洋政治思想史：視座と論点』 （岩波書店）
小野紀明 『政治理論の現在：思想史と理論のあいだ』 （世界思想社）
姜尚中・ 齋藤純一（編） 『逆光の政治哲学: 不正義から問い返す』 法律文化社 4589037610
ジョナサン・ウルフ 『「正しい政策」がないならどうすべきか』 勁草書房 978-4-326-15440-1
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
Other Comments 学部レヴェルの政治思想史、政治学史、政治哲学などの講義内容を前提にして講義を進める予定なので、該当する講義を学部時代に履修していない者は、並行して聴講しておくことを強く推奨する。