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学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70673
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
サウンドインタラクション実習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
担任者名
Instructor
米澤 朋子
曜限
Day/Period
木2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

本実習では、パソコンを使って、
  1.音の基礎として、音の波形・音の信号を理解したのち、  音のプログラミングツールを用い,狙った音を生成する技法を身につける。
  2.また、そういった音を出したり変化させるために、  コンピュータのマウスやキーボード以外のサウンドコントローラを作ったり使ったりする。
  3.最終的に授業課題の成果をもって「新しい楽器」を提案する。 
音を出すインタラクションを自分で設計して作ってみたい人向けの実習です。 
※プログラミングのある実習です
※電子工作も行う可能性があります
※グループワーク型実習から個人型メインに移行中です

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  
3.主体的な態度
  

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・音が何であるかを理解できる。
・音のデザインを考えることができる。
・小さな楽器やエフェクター程度のものを、コンピュータやデバイス上で作ることができる。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・課題製作時にメタファのある音入出力システムを設計できる。
・考案したシステムの体験の面白さをわかりやすく説明できる。

③主体的な態度の観点
・発展的な周辺技術を自ら検索して探し出すことができる

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・完全対面の場合,グループワークも実施する可能性があります。これについてもし配慮が必要な場合は対応しますのでTAもしくは担任までお申し出ください。

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第01回  はじめに。Pd-extendedの使い方
第02回  導入 音とは、音楽とは。Pd-extendedで音を鳴らす
第03回  MIDIと音楽演奏1
第04回  MIDIと音楽演奏2
第05回  MIDIと音楽演奏3
第06回  便利オブジェクト、自由課題制作
第07回  音の信号を扱う1 音の波
第08回  音の信号を扱う2 音ファイル再生・マイク入力
第09回  音の信号を扱う3 音の大きさと音の高さ
第10回  音の信号を扱う4 音声フィルタとエフェクタ
第11回  音の信号を扱う5 音声フィルタとエフェクタ2
第12回  エンベロープ、モジュレーション
第13回  音で入力する・MIDIとつなぐ + 自由課題制作 スタート
第14回  各自の最終課題の企画提出と質問受付
第15回  最終課題発表会と講評

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・Pd-extendedまたはPd-vanillaを用いたサウンドコントロール課題実習

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業への参加姿勢と取り組み、ミニテスト、課題レポートもしくは課題実習、および最終作品と最終レポートによる評価

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

最終作品と最終レポートの提出と発表、
および中間課題や実習中の課題,ミニテストの達成率85%以上

①  知識・技能の観点
・毎回の小課題および最終課題のレベルと内容

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・最終成果説明(プレゼンテーションまたはレポート)とその内容
・通常時・期末レポート評価

②  主体的な態度の観点
・自主的な既習回の振り返りやグループ内の協力姿勢

教科書
Textbooks


負担が大きくならないよう配慮はしますが,授業中に適宜指示する可能性もあります

参考書
References

松村  誠一郎  Pd  Recipe  Book  -Pure  Dataではじめるサウンドプログラミング  ビー・エヌ・エヌ新社  
中村隆之  PureData」ではじめるサウンド・プログラミング―「音」「映像」のための「ビジュアル・プログラミング」言語  工学社  
美山千香士  Pure  Data  -チュートリアル&リファレンス  ワークスコーポレーション  

http://www.pd-tutorial.com/ 
http://makezine.jp/

フィードバックの方法
Feedback Method

授業での作品相談や動作確認等,ダイレクトな形式を検討しています。
ミニテストのフィードバックも希望者に行います

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

備考
Other Comments

音プログラミングソフトウェア「Pd_extended」や「Pd-vanilla」の状況に応じて、別の音プログラミング言語(SuperCollider,  Csound等)に変更する可能性もある。