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学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70512
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
ネットワーク社会論
<M><S>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
施 學昌
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 情報通信技術革新で20世紀に出現し普及し始めたインターネットは、止まることなくさらなる進化を見せている。こうした背景で、今日において想像を遙かに超えた一つの巨大なネットワーク社会が形成されつつある。この従来とは異なった形態の社会をどのように理解し、そしてそこからどうすれば持続可能な社会を実現できるかは、重要な課題となる。以上を踏まえて、本講義では、グラフ理論(Graph  Theory)を用いてネットワークの観点からこの新社会の形成・拡大やその中に伏在する諸問題を取り上げ、最後に安全・安心なネットワーク社会の実現に向けて取り組むべき課題を解説する。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 近未来のネットワーク社会形成やその意義の理解に目標を置く。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 諸学説に基づいた見解をまとめられる。
③主体的な態度の観点
 自らの学習を振り返り、さらなる学習を進めることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.イントロダクション  ー  3・11東日本大震災にみるネットワーク社会
2.情報通信技術と現代社会
3.グラフ理論ーその1
4.グラフ理論ーその2
5.グラフ理論ーその3
6.ネットワーク思考
7.新しい社会の出現
8.ネットワーク社会のなかの個人
9.問題を成長のチャンスへ
10.参加型社会  ー  価値協創
11.フェイクニュースと信頼
12.COVID-19の蔓延と収束
13.持続成長可能な社会の構築
14.安全・安心なネットワーク社会の実現に向けて
15.まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

シラバスで指定している教科書や参考書の範囲を読み、内容を把握するように予習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績で評価する。
定期試験(100%)
詳細については、第1回授業中に説明する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

第1回授業中に説明する。
①知識・技能の観点
 到達度
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 設問に対し、独自の観点に立ち論述すること

教科書
Textbooks


教科書は指定しない。

参考書
References

ピーター・F・ドラッカー  『ネクスト・ソサエティ』  (ダイヤモンド社)    ‎  978-4478190456
ピーター・F・ドラッカー  『ポスト資本主義社会』  (ダイヤモンド社)  978-4478002100
ドネラ・H・メドウズ等  『成長の限界 人類の選択』  (ダイヤモンド社)    ‎  978-4478200018
ダンカン・ワッツ  『スモールワールド・ネットワーク』  CCCメディアハウス    ‎  978-4484041162
アルバート=ラズロ・バラバシ  『新ネットワーク思考』  (NHK出版)  978-4140807439
ジェームズ・スロウィッキー  『「みんなの意見」は案外正しい』  (角川書店)  978-4-04-791506-0
都筑卓司  『トポロジー入門』  (講談社)  978-4065166055
NHKスペシャル取材班  『やばいデジタル ”現実”が飲み込まれる日』  (講談社)    ‎  978-4065219546
チャールズ・マッケイ  『狂気とバブル なぜ人は集団になると愚行に走るのか』  (パンローリング)    ‎  978-4775970379
ターリ・シャーロット  『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』  (白揚社)  978-4826902137
宮坂昌之  『新型コロナ  7つの謎』  (講談社)    ‎  978-4065218631
方方  『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』  (河出書房新社)  978-4309208008
A・プラトカニス、E・アロンソン  プロパガンダ  (誠信書房)    ‎  978-4414302851

その他の参考文献は授業中に指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

各授業終了後に対応する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

shi@res.kutc.kansai-u.ac.jp  宛に問い合わせてください。

備考
Other Comments

必要に応じて、授業中に資料を配付する。 
授業開始後、指示・連絡等についてはウェブで行わず、すべて授業中に行う。