- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70453
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ソフトウェア開発の基礎
＜S＞＜C＞ - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 井上 真二
- 曜限
Day/Period - 金3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
ソフトウェアの定義を通じて，「良いソフトウェア」とはどういうことかをまず述べた上で，それを実現するために有用なソフトウェア設計・開発技術および管理技術に関する基礎的内容について紹介する．特に，顧客の要求をどのように汲み上げ，どのようにソフトウェアとして実現していくのか，品質・納期・コストの観点からソフトウェアプロジェクトを成功に導くための手法を中心に述べる．
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（総合情報学部）
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・ソフトウェアプロセスモデルが理解できている．
・PMBOKに基づいたソフトウェア開発のプロジェクト計画および管理ができる．
・ソフトウェアの開発規模，工数，および期間を見積もることができる．
・構造化手法とオブジェクト指向に基づく要求分析・設計手法の違いを理解できる．
・レビュー活動とテストの意義を理解でき，テスト技法に基づいたテストケースが生成できる．
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ソフトウェア開発管理技術を理解し，各工程ならびに工程全体に潜む問題を解決するための効果的アプローチを考え，それを適切に活用することができる．
・関連する種々の手法を図表を駆使しながら，問題の解決へと導くことができる．
③主体的な態度の観点
・自らの学習を振り返り，適切な改善点を挙げることができる．授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
以下のテーマに沿って授業を行う．なお，理解度や進捗度により，テーマを複数回に分けて紹介したり，下記の予定が変更されることもある．授業では，毎回クイズを出題すると共に，適宜，演習を行うことで授業の理解度の確認をする．
第１週：ソフトウェアとは？
第２週：ソフトウェアはどのように作られるか？
第３週：ソフトウェア開発プロジェクトの計画と管理（１）
第４週：ソフトウェア開発プロジェクトの計画と管理（２）
第５週：ソフトウェアプロジェクト日程計画
第６週：ソフトウェアの規模と工数の見積り（１）
第７週：ソフトウェアの規模と工数の見積り（２）
第８週：要求分析における構造化手法
第９週：設計およびプログラミングにおける構造化手法
第１０週：オブジェクト指向型開発
第１１週：テストと検証
第１２週：テスト技法
第１３週：ソフトウェア保守と再利用
第１４週：ソフトウェアの複雑性
第１５週：ソフトウェアプロセス成熟度モデルおよび確認試験授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業の復習に重点をおいて，内容の理解に努めること．また，その理解度を確認するために適宜課題を指示する．
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
確認試験（80%），レポート4回程度，小テストなど（20%）に基づいて評価する．
※第１５回（予定）には、定期試験に相当する受験が必須の確認試験を行います。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・各回で取り上げた基本的な問題や概念について正しく理解できているかどうかを評価する．
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・関連する種々の手法を図表を駆使しながら，問題の解決へと導くことができるか評価する．
③主体的な態度の観点
・毎回の授業後に実施するクイズやレポートを自主的に取り組み，解答例を見直し，自ら理解を深めているか評価する．
- 教科書
Textbooks
教科書は特に指定しません．必要な資料は「関大LMS」を通じて配布します．
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method レポートや毎回授業時に行う小テスト（内容確認クイズ）の解答例を「関大LMS」を通じて配布します．
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 「関大LMS」メッセージ機能を利用してお問い合わせください．
- 備考
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