- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70627
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - CG実習(3Dコンテンツ開発)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/1
- 担任者名
Instructor - 林 武文
- 曜限
Day/Period - 火5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
実験・実習・製図(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
3次元CGを用いたインタラクティブなアプリケーションの開発方法について学ぶ。開発のプラットフォームはゲームエンジンUnity3Dを用いる。Unity3Dは、3次元CGのリアルタイムの描画と物理法則に基づく動きの生成が可能であり、C#ベースの簡単なスクリプトにより、CGオブジェクトや入出力機器の動作を記述してアプリケーションの開発を行う。本実習の第1回〜第10回は、開発環境の使用方法と開発に必要な技術について学習する。第11回〜第14回はオリジナル作品を制作し、第15回に評価会(作品のプレゼンテーション)を開催する。
C、Java等のプログラミング言語に関する授業を履修しているかC#の利用経験を有することが望ましい。到達目標 / Course Objectives
3次元CGによるインタラクティブなアプリケーションを構築することが出来る。
3次元CGの描画の仕組みを理解する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 Unity3Dの基本操作(1)
CGオブジェクトの生成、力学特性の設定、簡単なシミュレーション
2 Unity3Dの基本操作(2)
質感の設定、シェーダーの利用、テクスチャマッピング
3 Unity script入門
C#の文法とUnityでの利用方法
4 2Dシューティングゲームの開発
5 物理法則を利用した動きの生成
6 3Dシューティングゲームの制作
7 アニメーション、ゲームユーザの設定
動きの設定、マウス・キーボードによる物体操作
8 GUIの利用
ボタン、ラベルの生成、シーンの切り替え
9 様々なテクニック、自由制作に関して
3dsmaxによるモデリングとデータの読み込み、地形エンジンの利用、質感表現など
10 モバイルアプリ、Webアプリの構築
ARアプリの構築、各種実行環境の利用方法
11 質感表現、バーチャルリアリティ、自由制作の説明
12 自由制作1
13 自由制作2
14 自由制作3
15 評価会授業時間外学習 / Expected work outside of class
Unity(Personal Edition)は、フリーで提供されているため、授業で理解出来なかった部分は、空き時間に教室や自宅のパソコンで復習すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
特に、自由制作で開発したオリジナル作品の内容を重視する。成績評価の割合は、各回の課題50%、企画書の提出10%、評価会での発表10%、オリジナル作品30%とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
第1回〜10回の授業に出席し各回の課題を提出すること。
第11回〜14回では、オリジナル作品の企画書を教員に説明した上で作品を制作すること。
第15回の授業に出席し、制作したオリジナル作品を発表すること。
- 教科書
Textbooks 関西大学総合情報学部 3DCGによるインタラクティブコンテンツの開発2025 関西大学出版 (生協で販売)
-
参考書
References
参考書は必要に応じて指示する。
自習する場合には、UnityホームページのチュートリアルやクリエータによるWebサイトを参照して頂きたい。C#スクリプトのクラスやメソッドに関しても検索エンジンで調べて利用すること。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業終了後の1コマに、TAが教室またはサービスステーションに待機して質問を受け付ける。各回の課題に対する疑問は、メールでの問い合わせにも応じる。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 質問等は、授業時間中に直接もしくはLMSのメールで受け付けます。
- 備考
Other Comments Unityのフリー版を自宅やゼミ室のPCにインストールする場合には、教室のUnityと同じバージョンをインストールしてください(2025年度は、Unity2022.3 LTSを利用予定)。