- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70474
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報デザイン
<M> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 堀 雅洋
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
情報デザインでは、ビジュアル表現を用いて、制作者が意図した内容を利用者に伝えることが重要となる。さらに、個別の情報表現に限らず、Webサイトや情報機器のユーザインタフェース、公共施設や交通施設といった広義の情報空間において、求める情報に容易にたどり着けるように情報を分類・構成することも情報デザインの課題である。本講義では、情報の図的表現やレイアウト、情報空間における探索容易性について、情報の分類と意味づけの観点から論じる。
到達目標 / Course Objectives
* デザインとは形や見栄えを整えるだけでなく、その内容に意味を与える行為であることを理解できる。
* 情報の分類において対象の多面性を考慮することができる。
* 探索容易性の観点から情報の組織化について考えることができる。
* 実社会に存在する情報デザインの意図を読み解くことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1. オリエンテーション
<グラフィック・シンボル>
2. 図記号(ピクトグラム)
3. 図と地の視認関係
4. レイアウトの基本原則
5. サインシステムのデザイン
<情報アーキテクチャ>
6. 情報アーキテクチャとは
7. ナビゲーション・デザイン
8. サイト構造と情報分類
9. 情報組織化の観点
10. 分類体系の構築
<情報の意味づけ>
11. ラベリングとボキャブラリー問題
12. 意味のレトリック
13. デザインにおける比喩表現
14. 理解のためのデザイン
15. 総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
復習を中心とした平常点課題や小テストが関大LMSからほぼ毎回出題され、所定の期限までに回答することが求められる。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト(70%)、レポート等(30%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
* 基礎的な概念や用語が理解できているかどうかを評価する。
* 基本原則に基づいて情報の分類や構造化ができるかどうかを評価する。
* 利用者の観点から情報の意味について説明できるかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
講義資料(PDFファイル)を関大LMSの教材一覧に掲載する。
-
参考書
References 村越愛策 『絵で表す言葉の世界―ピクトグラムは語る』 (交通新聞社,2014) 4330442140
R. Williams 『ノンデザイナーズ・デザインブック (第4版)』 (マイナビ出版,2016) 4839955557
高橋佑磨,片山なつ 『伝わるデザインの基本 増補改訂3版 よい資料を作るためのレイアウトのルール』 (技術評論社,2021) 4297119854
L. Rosenfeld, P. Morville 『情報アーキテクチャ 第4版 ― 見つけやすく理解しやすい情報設計』 (オライリー・ジャパン,2016) 4873117720
- フィードバックの方法
Feedback Method 履修者への連絡には関大LMSのメッセージ機能を用いる。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMS のメッセージ機能で科目担当教員に連絡する。
- 備考
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