2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70486
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
知的情報処理
<C>
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
田中 成典
曜限
Day/Period
水3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 人間と同様の知能をコンピュータで実現させようとする人工知能が30年程前にブームとなった。人間の知識を体系化した知識情報を機械に組み込み、誰もが高度な知識情報を共有・利活用することを目指したもので、特に、知識ベースシステム、機械翻訳システム、音声認識システム、画像認識システムが注目されてきた。ただし、時代の趨勢と共に、最近では、人間の活動に近い知的な情報処理や、人間の生活を向上させるための知的な情報処理として、「知的情報処理」が認識されつつある。
 そこで、本講義では、狭義の知識情報処理のみならず、広義の知的情報処理にもフォーカスして、基礎技術から実用化されているシステムについて説明する。また、新たな機器を用いた知的情報処理についても言及する。そして、最近注目されているAI(機械学習、強化学習、深層学習)を用いた問題解決方法についても紹介する予定である。 

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
 知的な情報処理の実用システムを理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
 社会のニーズにあったアプリケーションシステムを構想できる。
③主体的な態度の観点
 理系の苦手意識が軽減される。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1 オリエンテーション。
2 情報処理システムの設計方法とその実装方法。
3 身近なGIS(地理情報システム)の解説。
4 GISに必要不可欠なGNSS(全地球航法衛星システム)の解説。
5 身近な画像処理システムの解説。
6 データ,情報,知識の定義。
7 オブジェクト指向の発想。
8 データドリブンな知的情報処理のゆくえ。
9 組み合わせ問題のための事例ベースシステムの解説。
10 雑多なデータを用いた問題分析の解説。
11 注目されているAI(人工知能)の動向(機械学習と深層学習)の解説。
12 AI/IoTの動向。特に最近注目されているIoT機器の紹介。 
13 深層学習を用いた問題解決について解説。
14 実践的なアプリケーションについて説明する。
15 小テスト。
ただし,一部順序を変更する場合有り。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各テーマに沿って授業内で説明します。 

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト(15%)とレポート(85%)
ただし、配分を変更する場合もある。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

4回以上の欠席で不可。

教科書
Textbooks


適宜、資料を配布する。また、ゲストスピーカーによるショート講演を予定。

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

レポートを全て返却する。 

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

stanaka@kansai-u.ac.jp

備考
Other Comments

対面授業を実施します。