- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70422
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報セキュリティ論
<S><C> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 桑門 秀典
- 曜限
Day/Period - 火1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
情報通信ネットワークは重要な社会基盤の一つであり、情報技術(IT)の発展により、我々の生活は飛躍的に便利になった。IT基盤を脅かす脅威は、我々の生活を脅かす社会的脅威になるので、個人、企業、政府などの様々な立場から情報セキュリティへの取り組みが求められている。本授業では、情報セキュリティの課題を整理し、技術的に解決できる課題に対する解決方法について述べる。授業内容レベルは、IPAが実施している情報セキュリティマネジメント試験相当を想定している。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
情報セキュリティの専門家と意思疎通をするために必要な専門用語を理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
情報セキュリティの課題を特定し、その対策法の妥当性を判断できること。
③主体的な態度の観点
理解が不十分なセキュリティ技術についてを自ら復習し、理解度を深めることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 ガイダンス、 ネットワーク(ネットワーク方式)
2 ネットワーク階層モデルと脅威(物理層・データリンク層)
3 ネットワーク階層モデルと脅威(ネットワーク層・トランスポート層)
4 ネットワーク階層モデルと脅威(アプリケーション層)
5 TCP/IPプロトコルと脅威
6 TCP/IPプロトコルと機器
7 最近のネットワーク技術
8 情報セキュリティに関する技術(サイバー攻撃1)
9 情報セキュリティに関する技術(サイバー攻撃2)
10 情報セキュリティに関する技術(サイバー攻撃3)
11 情報セキュリティに関する技術(暗号化技術1)
12 情報セキュリティに関する技術(暗号化技術2)
13 情報セキュリティに関する技術(認証技術)
14 情報セキュリティ対策(PKI)
15 情報セキュリティ対策(技術的対策)
授業時間外学習 / Expected work outside of class
ほぼ毎回、課題(宿題)を出題する。この授業では、paizaラーニングを課題に利用することがある。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(70%)、課題(30%)により総合評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
専門用語の理解を問う問題に適切に解答できること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
情報セキュリティの正しい考え方や対策を確認する問題に適切に解答できること。
③主体的な態度の観点
最近の事例等の想定した類似のセキュリティ技術に関する問題に適切に解答できること。
- 教科書
Textbooks 瀬戸美月、齋藤健一 徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和7年度 インプレス 978-4295020820
教科書は電子書籍でも可。
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 正解率が低い課題については、授業中に解説する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 「コンピュータネットワークの基礎」及び「ネットワーク実習」の知識が必要である。本科目の内容は、国家資格試験「情報セキュリティマネジメント試験」と関連する。