- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70415
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 情報・文化・コミュニケーション
<M> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 岡井 崇之
- 曜限
Day/Period - 金5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、メディア、コミュニケーションとは何かという根源的な問いから始まり、メディアの発達が社会に与えた影響や理論の変遷を学ぶことにより、受講者が社会や文化現象を批判的に考察できるようになることを目的としている。まずは、メディアの定義や社会、文化との関係を理解したうえで、デジタル技術に裏打ちされた現在のインターネット/プラットフォーム社会について考えるところから始める。次に、「メディア」とともに本講義の中核をなす「文化」について考える。その後はメディアと関連して、ジェンダー、身体、ナショナリズム・国家、人種、グローバル化などについて学んでいく。単なる知識の習得ではなく、受講生が自ら考えることに焦点を置く。映像資料を用いての分析や受講者のコメントなどを活用した対話的な機会を適宜設ける。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
メディアの定義とその社会的役割について理解する。
メディア、コミュニケーションに関する知を理解する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
インターネットがもたらす社会の変化や構造、問題点について考え
る。
メディア・コミュニケーションと社会、文化の関係について理解し、論点を整理して記述する。
③主体的な態度の観点
メディア、社会、文化の関係について理解したうえで、自ら問いを立ててメディア社会について探求する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1. オリエンテーション:なぜメディアを学ぶのか?
2. メディアとは何か
3. インターネット社会を考える(1)
4. インターネット社会を考える(2)
5. メディアはどうとらえられてきたか(1)
6. メディアはどうとらえられてきたか(2)
7. 文化と再生産
8. 文化とグローバル化(1)
9. 文化とグローバル化(2)
10. メディアとジェンダー(1)
11. メディアとジェンダー(2)
12. メディアとナショナリズム
13. メディアと身体(1)
14. メディアと身体(2)
15. まとめと振り返り:メディア研究の方法授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎回の事前・事後学修を定めることはしませんが、講義では様々な事例や、関連する 研究を紹介するので、各自の関心に基づいて取り組んでください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート(80%)、LMSを利用したコメントなどの平常成績(20%)
※ コメントは毎回課すとは限らない。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
講義の中で提示した用語や概念を理解しているか
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
講義内容を踏まえて、自分で思考したプロセスが見えるか
③主体的な態度の観点
自ら問いを立てて探求を進めるなど、主体的に学びに取り組んでいるか
- 教科書
Textbooks 石田佐恵子・岡井崇之編 『基礎ゼミ メディアスタディーズ』 (世界思想社) 978-4790717416
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参考書
References 津田正太郎 『メディアは社会を変えるのか』 (世界思想社) 978-4790716808
伊藤明己 『メディアとコミュニケーションの文化史』 (世界思想社) 978-4790716280
- フィードバックの方法
Feedback Method 可能な範囲で、受講者のコメントや映像資料の感想をもとにディスカッションするなど、対話的な授業を心掛けます。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 連絡や相談は、t-okai@narapu.ac.jpまでメールをください。
※ 関大LMSのアカウントよりも上記のメールアドレスの方が対応が早くできます。
- 備考
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