2024 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70639
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
オブジェクト指向プログラミング実習(Java)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
2
担任者名
Instructor
佐藤 孝司
曜限
Day/Period
金5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

プログラミング言語Javaは1990年前半に開発されたオブジェクト指向言語である。Java言語は、家電製品用マイクロコントローラ向け開発に端を発し、現在では、AndroidスマートフォンやWebアプリケーションのサーバサイドの開発に使用されるため、製造・自動車・ゲームなどの多くの業界で必要とされる言語である。本実習では、Java言語のクラス、インスタンス、継承などの文法の実習とそれらを用いたプログラムの具体例を作成する。実習の順序は、講義科目「オブジェクト指向プログラミング(Java)」と同じである。

到達目標 / Course Objectives

Java言語の文法を理解し、習得すること。
①知識・技能の観点
Java言語の基礎的文法に沿った実装ができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
Java言語のプログラムを読み、処理の流れを追い、類似のプログラムを作成することができる。
③主体的な態度の観点
Java言語のプログラムにエラーが発生した場合、エラーメッセージの意味を理解し、エラーを自力で解決することができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.  プログラムの書き方
2.  式と演算子
3.  条件分岐と繰り返し
4.  配列
5.  メソッド
6.  複数クラスを用いた開発
7.  まとめ(1回-6回)
8.  クラスとインスタンス
9.  さまざまなクラス機構・継承
10.  高度な継承
11.  多態性・カプセル化
12.  API群・文字列と日付
13.  コレクション
14.  例外
15.  まとめ(1回-14回)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業時間内に作成が完了しなかった課題(プログラムなど)は、締め切り日までに作成し、提出すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
実習の成果

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
Java言語の基礎的な文法を問う課題に対して、適切なプログラムが作成できること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
簡単なアルゴリズムをJava言語で実装する課題に対して、適切なプログラムが作成できること。
③主体的な態度の観点
Java言語のコンパイラ(あるいは仮想マシン)が表示するエラーメッセージを理解し、エラーを自力で解決することにより、適切なプログラムが作成できること。

教科書
Textbooks

中山清喬、国本大悟  スッキリわかるJava入門  第4版  インプレス  978-4295017936

上記は、講義科目「オブジェクト指向プログラミング(Java)」の教科書でもある。また、教科書は、電子書籍でも可。

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

課題の解説を個別に授業中に説明する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSのメッセージ機能を利用すること。

備考
Other Comments

「プログラミング入門」、「プログラミング言語(C)」、「プログラミング基礎実習」、「プログラミング実習(C)」の単位を習得しいることが望ましい。「オブジェクト指向プログラミング(Java)」と「オブジェクト指向プログラミング実習(Java)」を同時に履修することを強く推奨する。