- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70490
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 認知ロボティクス
<M><C> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 荻野 正樹
- 曜限
Day/Period - 木1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
人間の知能はどのようにして実現しているのだろうか.その理解の方法の一つは,人間と同じような能力を持つ,あるいは,その能力を学習できるようなロボットを作り,構成論的に理解することである.本講義では,人間の認知情報処理の特徴について,トピックごとにロボットの研究と人や生物の研究を対比させながら,それぞれの情報処理の特徴を学ぶことを目的とする.
また,ロボットで利用されるアルゴリズムについて Python 等を使ったプログラム課題が出ることもあるので,プログラムについての実習を履修していることが望ましい.学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・認知科学,発達心理学の知見を学ぶとともに,それらをロボットで実現する試みと手法を理解する.
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・ロボットと人間の違いについて特徴を説明することができる.
③主体的な態度の観点
・最近のロボット開発の事例をもとに将来的な展望を考えることができる.授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
[1] 知能とは何か?
[2] 脳の3つの学習(強化学習・教師なし学習・教師あり学習)
[3] 運動1(筋肉とモーター)
[4] 運動2(受動歩行とリズム運動)
[5] 視覚1(網膜から物体認識まで)
[6] 視覚2(外界認識)
[7] 身体表現
[8] 音声と言語1(聴覚と発声)
[9] 音声と言語2(発達における言語獲得)
[10] 音声と言語3(言語の起源)
[11] ミラーニューロン1
[12] ミラーニューロン2
[13] 社会と倫理1(自己と他者)
[14] 社会と倫理2(自閉症と心の理論)
[15] 社会と倫理3(倫理)授業時間外学習 / Expected work outside of class
オンラインの教育サービスを利用して,課題をしてもらうことがあります.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(80%),平常成績(授業ごとの小レポート(20%))
基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
欠席は3回までとする.
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 浅田稔 『ロボットという思想』 (NHKブックス)
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業に関する問い合わせは、関大 LMS のメッセージ機能で連絡してください。
- 備考
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