- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70521
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 地球観測の情報処理
<C> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 伊藤 俊秀
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
近年、環境問題への関心が高まるとともに「エコ」や「地球にやさしく」などといった抽象的で曖昧な表現を耳にすることが多くなった。大気や水、森林などは、金属やエネルギーと同様に人類にとってかけがえのない資源であり、環境問題は重要である。
しかし、今では当然のように信じられるようになった温暖化問題ですらまだ不確定な要素が多く、二酸化炭素の温室効果の過大な評価を疑問視する研究者も多い。逆に、現在の地球が間氷期であることを理由に寒冷化を懸念している研究者も少なくない。世間の風潮に流されるのではなく、政策的な思惑を排除した科学的な観測に基づく冷静な判断が求められる。
講義では、地球に関する観測手法を紹介し、現在の地球の状況について考察する。観測手法については、まず、地球の歴史や内部構造を解明した手法を解説する。また、現在の地球の観測手法については、すでにGoogleやYahooの地図情報サイトなどで身近になっている航空写真・衛星画像解析を中心に解説する。最後に本講義のまとめとして、さまざまな分野で危惧されている環境問題を地質学的な観点から考察する。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
地球に関する様々な観測手法、地球の歴史と構造および生物の進化史について理解する。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・適宜、指示する。
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 地球観測の意義
2-4 宇宙と地球の歴史を解明した観測
5-7 ダイナミックな地球の内部と地殻の観測
8-9 測量と地理情報システム
10-11 人工衛星による地球観測
12-13 金属・エネルギー資源と環境問題
14-15 人類の足跡と環境問題授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業資料、教科書、ノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
基本的に定期試験(100%)であるが、状況によりレポートを加味することもある。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
基本的な術語の理解度
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References アーサー・ホームズ 一般地質学 Ⅰ〜Ⅲ 東京大学出版会
鹿園直建 地球惑星システム科学入門 東京大学出版会
ミコラス・ウェイド 5万年前 - そのとき人類の壮大な旅が始まった - イースト・プレス
崎谷満 新 日本人の起源 勉誠出版
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSを用いた問合せに応じる。
- 備考
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